週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Xperia XZ Premiumの伝言メモ機能で留守番電話もOK

2018年07月20日 10時00分更新

 以前、「Xperia XZ Premium(SO-04J)」に通話プランつきLINEモバイルのSIMに挿し変えて使用するレポートをしました。もちろん通話も通信も問題なく利用できていますが、留守番電話のオプションに申し込んでいないので、不在時にボイスメモを残しておくことができません。留守番電話のサービスは月額324円なのですが、月額料金が1296円とLINEモバイルのプランとしては最安のプランを契約しているので、留守番電話のオプションをつけるのがちょっともったいないなと。

 ちなみに使用しているのはドコモ回線のLINEモバイルなのですが、7月からスタートしたソフトバンク回線でのプランの場合、留守番電話のオプションは無料になっています。

 というわけで、LINEモバイルの留守番電話サービスではなく、Xperia XZ Premiumの「伝言メモ」機能を使うことにします。まずは設定から「通話設定」へとアクセス。

設定の「通話設定」をタップする

 次に通話設定の「着信設定」にある「伝言メモ」をタップすると、通話着信時の伝言メモがセット可能。といっても難しい設定はなく、基本的には機能をオンにすればオーケーです。

「通話設定」にある「伝言メモ」から設定を行なう

「伝言メモ」をオンにするだけで使えるのでカンタン

 電源メモはそのほか「応答時間設定」「ローミング時の使用」「応答メッセージ」「伝言メモリスト」と項目が用意されています。「応答時間設定」は着信してから何秒で伝言メモを動作させるか指定します。あまり短いとすぐに伝言メモに切り替わり、電話がとれないこともあるので、使いやすい時間を設定しましょう。ちなみに0秒に設定すると、すぐに伝言メモに切り替わります。

応答時間は秒単位で指定できるので、自分の使い方にあわせて設定する

 「ローミング時の使用」は海外でローミング使用時に、伝言メモを使うかどうかを指定できます。海外ローミング時は着信側も割高の通話料が必要なケースが多いのですが、伝言メモはXperia XZ Premiumが着信をして録音するので、そのぶんの通話料がかかってしまうわけです。国内なら着信側は無料なので気になりませんが、海外で高いローミング通話代を払いたくない場合はオフにしておきましょう。

ローミング時は着信通話も料金がかかるのでオフにしておいたほうが無難

 応答メッセージは日本語か英語、どちらかのメッセージが指定できます。オリジナルのメッセージは選択できません。再生ボタンのアイコンをタップすると、応答メッセージのデモが聴けるようになっています。

応答メッセージは日本語か英語どちらかを選ぶ

 「伝言メモリスト」は録音された伝言メモをチェックできます。ただ録音データは通話アプリからも再生できるので、あまり気にすることはありません。

 これで「伝言メモ」の設定は完了。ためしに通話してみると、指定した秒数でちゃんと伝言メモ機能に切り替わりました。録音できる時間は1分間です。

自動で伝言メモに切り替わり、相手の声が録音される

 伝言メモが録音されると、通知で教えてくれます。また通話アプリの伝言メモタブから、録音されたデータが再生できるので、確認もスムーズにできます。

通知領域に伝言メモが保存されていることがチェックできる

通話アプリから伝言メモを再生可能

再生だけでなく相手にそのまま電話をかけるアイコンも用意されている

 これで留守番電話のオプションサービスを申し込んでいないLINEモバイルのプランでも、問題なく留守番電話と同じ機能が利用できるようになりました。ほかの格安SIMでも同じなので、毎月の利用料を節約したいユーザーには伝言メモ機能はオススメですよ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事