以前、「Xperia XZ Premium(SO-04J)」に通話プランつきLINEモバイルのSIMに挿し変えて使用するレポートをしました。もちろん通話も通信も問題なく利用できていますが、留守番電話のオプションに申し込んでいないので、不在時にボイスメモを残しておくことができません。留守番電話のサービスは月額324円なのですが、月額料金が1296円とLINEモバイルのプランとしては最安のプランを契約しているので、留守番電話のオプションをつけるのがちょっともったいないなと。
ちなみに使用しているのはドコモ回線のLINEモバイルなのですが、7月からスタートしたソフトバンク回線でのプランの場合、留守番電話のオプションは無料になっています。
というわけで、LINEモバイルの留守番電話サービスではなく、Xperia XZ Premiumの「伝言メモ」機能を使うことにします。まずは設定から「通話設定」へとアクセス。
次に通話設定の「着信設定」にある「伝言メモ」をタップすると、通話着信時の伝言メモがセット可能。といっても難しい設定はなく、基本的には機能をオンにすればオーケーです。
電源メモはそのほか「応答時間設定」「ローミング時の使用」「応答メッセージ」「伝言メモリスト」と項目が用意されています。「応答時間設定」は着信してから何秒で伝言メモを動作させるか指定します。あまり短いとすぐに伝言メモに切り替わり、電話がとれないこともあるので、使いやすい時間を設定しましょう。ちなみに0秒に設定すると、すぐに伝言メモに切り替わります。
「ローミング時の使用」は海外でローミング使用時に、伝言メモを使うかどうかを指定できます。海外ローミング時は着信側も割高の通話料が必要なケースが多いのですが、伝言メモはXperia XZ Premiumが着信をして録音するので、そのぶんの通話料がかかってしまうわけです。国内なら着信側は無料なので気になりませんが、海外で高いローミング通話代を払いたくない場合はオフにしておきましょう。
応答メッセージは日本語か英語、どちらかのメッセージが指定できます。オリジナルのメッセージは選択できません。再生ボタンのアイコンをタップすると、応答メッセージのデモが聴けるようになっています。
「伝言メモリスト」は録音された伝言メモをチェックできます。ただ録音データは通話アプリからも再生できるので、あまり気にすることはありません。
これで「伝言メモ」の設定は完了。ためしに通話してみると、指定した秒数でちゃんと伝言メモ機能に切り替わりました。録音できる時間は1分間です。
伝言メモが録音されると、通知で教えてくれます。また通話アプリの伝言メモタブから、録音されたデータが再生できるので、確認もスムーズにできます。
これで留守番電話のオプションサービスを申し込んでいないLINEモバイルのプランでも、問題なく留守番電話と同じ機能が利用できるようになりました。ほかの格安SIMでも同じなので、毎月の利用料を節約したいユーザーには伝言メモ機能はオススメですよ。
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