日本マイクロソフトは、Windowsタブレットの新製品「Surface Go」の国内発売を発表した。発売日は8月28日で、明日12日から予約受付を開始する。
メインメモリー4GB/64GB eMMCモデルで個人向けは税抜6万4800円、法人向けは税抜5万2800円、メインメモリー8GB/128GB SSDモデルは個人向けが税抜8万2800円、法人向けは税抜7万800円。教育機関向けは、法人向けの価格から税抜5000円、安価に設定されている。LTE対応モデルは年内の発売予定。
個人向けが、海外版(399ドルと549ドル)と比べて、価格差があるのは、Office Home & Business 2016がプレインストールされているため。ただ、Officeのサブスクリプションモデルも一般的になってきた中、個人向けにもOfficeがプリインストールされていないモデルを用意すべきと感じる。
そのほかのSurface Goのスペックは、ディスプレーが縦横比3:2の10型液晶(1800×1200)で、CPUは2コア4スレッドのPentium Gold 4415Y(1.6GHz)。アウト8メガ/イン5メガのカメラを搭載し、Windows Hello対応の顔認証が可能。インターフェースは、USB Type-C、ヘッドフォン、Surface Connect、microSDXCカードスロットを装備する。USB Type-Cでは充電のほか、ビデオ出力にも対応している。
本体サイズは約245×175×8.3mmで、重量は約522g。若干分厚い印象はあるが、筐体はマグネシウム合金を採用しており、実際に手に取ると予想以上に“軽い”という印象を持つ。バッテリー駆動時間は約9時間。キックスタンドは上位モデルと同じく、最大165度までの傾きに対応する。OSは個人向けはWindows 10 Home(Sモード)で、無料で通常のWindows Homeに切り替え可能。法人向けはWindows 10 Pro。
キーボード入力が可能になる「タイプ カバー」は、本機専用品を用意。通常モデルのブラックは税抜1万1800円で、日本語キーボード版のほかに英語キーボード版も用意される。アルカンターラの素材を用いる「Signature タイプ カバー」は税抜1万5400円で、プラチナ/コバルトブルー/バーガンディの3色。こちらは日本語キーボードのみとなっている。上位モデルと共通の「Surface Pen」も利用可能(税抜1万1800円)。
なお、製品名に付けられた「Go」の由来については、「小さくてパワフルでどこでも持って行けるという意味でシンプルな名前を付けた」と説明された。
Microsoft「Surface Go」の主なスペック | ||
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価格 |
6万4800円(一般向け) 5万2800円(法人向け) |
8万2800円(一般向け) 7万800円(法人向け) |
CPU | Pentium Gold 4415Y(2C/4T、1.6GHz) | |
メモリー | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64GB eMMC | 128GB SSD |
ディスプレー | 10インチ液晶(1800×1200、3:2) | |
通信機能 | IEEE802.11ac、Bluetooth 4.1 | |
インターフェース | USB Type-C、ヘッドフォン、Surface Connect、microSDXCリーダー | |
カメラ | リア:8メガ、イン:5メガ | |
本体サイズ | 約245×175×8.3mm | |
重量 | 約522g(タイプ カバー別) | |
バッテリー駆動時間 | 約9時間(ビデオ再生時) | |
Office | Office Home & Business 2016(個人向けのみ) | |
OS |
Windows 10 Home (Sモード) (個人向け) Windows 10 Pro(法人向け) |
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