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アプリ「ウェザーニュースタッチ」とウェブサイトからのアンケート調査

ウェザーニューズ、平成30年7月豪雨の浸水被害報告2万件を分析

2018年07月10日 19時00分更新

水害リスクの高い地域(左)と浸水被害状況(右)

 ウェザーニューズは7月10日、平成30年7月豪雨の浸水被害報告2万件を分析した結果を発表した。

 ウェザーニューズのアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトを通して今回の大雨により各地で多発した浸水・冠水被害の発生状況を緊急調査したもの。調査回答数2万2395人からの情報を集計して分析している。

平成30年7月豪雨の積算雨量

 調査結果では、「腰以上の浸水」が九州から京都の広範囲で発生しており、これは国や各自治体が定めている水害リスクが高い地域(浸水想定域+低位地帯)のうち、最大でおよそ80%の広域で浸水・冠水被害が発生した可能性があることがわかったという。また、浸水被害の発生を分けたのは4日間積算雨量が400mm以上の地域となっている。

平成30年7月豪雨の浸水被害

 ウェザーニューズでは、本災害の研究や各防災機関の減災活動への活用、ならびに自助・共助活動を展開する方を対象に、寄せられた被害報告データの提供に向けて準備を進めるとしている。

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