週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

導入企業による評価が高いVAIO、その理由は?

日本メーカーのパソコンを選ぶ意味は、本当にあるのか?

2018年07月20日 10時00分更新

所有欲を満たすデザイン性と使い勝手

 最後はやはりスペックだ。特にモバイル性へのこだわりである。

 モバイル性の高さ、特に軽量さは特に日本のユーザーがこだわっている点で、海外ブランドにはない日本ブランドの特徴と言える。

 さらに働き方改革が叫ばれている昨今、どこでも仕事ができる環境を構築しようと、マシン導入の選定に悩んでいる企業も多いことだろう。持ち運びを考えると軽量かつ高剛性で、できれば通信モジュールを備えているマシンがいい。しかし、そのようなマシンとなると、かなり限られてくる。VAIOはそのあたりが考えられており、軽量でかつ高剛性で、デザイン性も高く、キーボードの質の高さやインターフェースの充実など、エンドユーザーに満足のいくモノづくりをしている。

 そのあたりはソニー時代から変わらないVAIO魂であり、他社には負けない部分である。

↑チルトアップすることで、キー入力をしやすくする機構や、キータッチの良さはVAIOならではのこだわり

↑LTEモジュールを搭載可能で、働き方改革を推進する企業にとっては大きな強み

1707165

 個人でマシンを購入するときは、そのマシンに思い入れを感じているはず。それは仕事でも同じことで、渡されたマシンに思い入れを感じなかったら、仕事もそれなりになるだろう。愛着が生まれるマシンで、社員のモチベーションや満足度を高めてこそ、そのマシンを使って作業する意欲がわいてくるはずだ。

 日本のメーカーが日本の企業のニーズをくんだ設計・つくりこみをすることで、海外メーカーにはないモノづくりで差をつけている。Made in Japanの日本品質であることも選定時の安心材料であり、すべての要素を満たすVAIOが、導入企業から高い評価を得ていることもうなずける結果である。さまざまな努力の甲斐あり、法人にも認知されつつあるVAIO。数少ない純日本メーカーとしてがんばってほしい。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事