――羽田空港をイベント会場に選んだのはなぜですか?
チャン氏:羽田空港の設備が優れているというのが理由のひとつですが、それ以外にも夏休みが近いので、旅行の計画をたてている方も多いだろうと。さらに羽田空港を利用される方たちは、東京以外のところに行かれる方も多いでしょうし、東京以外の方々もいらっしゃる。そこでイベントについて紹介ができれば、より多くの人にプライムデーについて知ってもらえるのではと考えました。
――今年のプライムデーについて、去年と違うポイントがあれば教えてください。
チャン氏:今年は7月16日正午から17日23:59の36時間です。去年は30時間でしたので、6時間延びています。より長い時間、プライムデーを楽しんでいただきたいと考えて、アクセスできる時間を増やしています。
また昨年以上にセール品を用意しており、特選タイムセールの予定もあります。グローバルではトータルで2倍の商品を用意していますし、日本も昨年より商品は多くなる予定です。
Amazonスマイルコードの導入も、今年のプライムデーの特徴のひとつです。AmazonスマイルコードはQRコードに似たサービスで、スマートフォンのAmazon公式アプリからスキャンすることで、手軽にAmazonでの販売ページにアクセスできます。羽田空港などのイベント会場では目玉商品の展示とともに、このAmazonスマイルコードも掲示しているので気になるアイテムを見つけたらすぐにその商品を購入できるわけです。
――各国で実施されているプライムデーですが、日本独自のユーザーの特徴やサービスというのはあるのでしょうか?
チャン氏:全体的に見てて日本の場合は、夜の遅い時間帯からアクセスが活発になり、だいたい深夜まで続くという状況になっています。ほかの国は、夕食時のアクセスが一番多いです。
そのため、夜の遅い時間帯から深夜に勢いが増していくということで、注目商品やオススメの商品をこの時間帯に投入することもあります。
またもうひとつ、日本では特に「ポイントキャンペーン」に力を入れています。ポイントサービス自体、日本にしかないオリジナルのサービス。今年はプライム会員の方がAmazon Mastercardゴールドを利用し、キャンペーン中に対象商品から1万円以上をお買い上げいただくと、Amazon Mastercardの還元率とあわせて最大10%のポイントアップキャンペーンも予定します。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります