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天体物理学の博士の学位を持っている:

Queenのブライアン・メイ、小惑星の立体視画像を作る

2018年07月05日 14時15分更新

 世界的に有名なロックバンドのクイーン(Queen)のギタリスト、ブライアン・メイさんが小惑星「リュウグウ」の立体視画像を作成しています。JAXAによれば、「はやぶさ2」の望遠の光学航法カメラ(ONC-T)が撮影した画像から作成したとのこと。

 ブライアン・メイさんは、ロンドンのインペリアル・カレッジで天体物理学の博士の学位を取得している天文学者であるほか、世界的に天体の地球衝突問題について考えようという運動「アステロイド・デイ」の中心メンバーでもあります。

 アステロイド・デイについては、国内では日本スペースガード協会やJAXAのメンバーもが協力してきました。はやぶさ2のミッションの探査対象天体である、「イトカワ」や「リュウグウ」はまさに地球に接近する天体。ブライアン・メイさんはこれまでも天体の立体視画像を作成しており、今回、リュウグウの立体視画像を作りたいという希望がはやぶさ2プロジェクト側に伝えられて、作成が実現したとのこと。

 JAXAのはやぶさ2プロジェクトの公式サイトには、立体視画像について説明するブライアン・メイさんのビデオもあります。天体ファン、クイーンファン、どちらにも見逃せないトピックスではないでしょうか。

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