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旧万世橋駅跡、アキバカルチャーとの親和性重視、高橋洋子さんも来場

隠れ家的に「音」を楽しむ、ONKYO BASEが本日Gオープン

2018年07月05日 10時00分更新

アニソンは国境を渡る「最強のパスポート」だと思っています

 グランドオープンの前日、7月4日には歌手の高橋洋子さんを招いたプレス向け発表会も開催。6月20日にダブルA面シングル『残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン』をリリースしたばかりで、6月30日の東京池袋 ニコニコステージを皮切りに、7月7日と8日にフランス・パリで開催される『Japan Expo』のステージを含む、ワールドツアーが控えている。フランスに発つ前日の忙しい時間をかいくぐっての出演となった。

 テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングソングとして、今でも大人気の残酷な天使のテーゼ、そして劇場版主題歌の『魂のルフラン』。庵野秀明監督との出会いなど、収録当時の思い出を交えつつ、楽曲やONKYO DIRECTで予約受付中のコラボBluetoothイヤフォン「SE-C7BT EVA」、そしてワールドツアーでも活躍する予定のカスタムイヤモニ「SE-IEC2」などにも話が及んだ。

SE-C7BT EVA(REIモデル)

 SE-C7BT EVAについては、すでにホワイトの「REI」バージョンを愛用中で、「白いカラーが夏に合っていて使いやすい」「(重低音が鳴るタイプではなく)音は割とドライな感じで、粒がひとつひとつ立っていて、いっぱいの音から言葉を聞き取ろうとするのに向く聞こえ方」など、アーティスト視点で感想を語った。またバッテリー駆動時間も新幹線で大阪東京間を往復しても十分な程度に長く、「音飛びもしないので重宝している」とコメントしていた。

サイン色紙も展示

 映画音楽が好きで、聴くジャンルもポップス、クラシック、ラップなど多彩。仕事柄、そのときに流行っているものもよく聴くとのこと。その一方で「歌手という仕事柄、歌詞があるものを聴くと、耳が歌詞を追って休まらないので、旅に行くときなどはパッド・メセニーなどインスト曲を聴くことが多いです」とも話していた。

 オンキヨー製のカスタムイヤモニは、ドライバー数で3種類があるが、高橋洋子さんが選んだのは、2ドライバーで中位のC2。担当者によると、手持ちのiPhoneとのマッチングも考えつつ、自身の耳で聞いて選んだとのこと。色はカラバリの中から、エヴァカラーをイメージさせる紫と緑を片耳ずつ選んだ。

 「プロ仕様というんですかね。コラボイヤフォンとはまた違って、すごく臨場感があるというか……。目をつぶれば、目の前に演奏者がいるように思えるほど、音のひとつひとつがクリアーだけど、奥行きもあって」(高橋洋子さん)どちらかというとウェットではない傾向としつつ、音の配置が明確ですごく気持ちよかったですと話していた。

耳型採取を体験する高橋洋子さん

エヴァカラーにしてみたとのこと

自分の耳型をみて少し恥ずかしそうなリアクション

 新たにテレビ版と劇場版のテーマをカップリングしたシングル盤は、海外対応にもなっているとのこと。日本語の歌詞だけでなく、ローマ字読み、英訳も付いており、海外でも人気のカラオケで歌いやすくした。

 同時に「アニソンは国境を渡る最強のパスポートだなと思っている。日本代表として、頑張っていきたい」と海外ツアーに掛ける意気込みも語った。このツアーでは、香港・北京・広州、そして秋葉原のポタフェスでの公演も含まれているが、特にフランスに関しては以下のようにコメント。

 「最初にオタクカルチャーを受け入れてくれた国はフランスじゃないかなと思っています。オファーは今までもいただいていましたが、実際にフランスで歌わせていただくのは初めてです。国境を超える強いパスポートである、アニソンでどの国まで行けるかチャレンジしてみたいですね」(高橋洋子さん)

 高橋さんにとって残酷な天使のテーゼ/魂のルフランの2曲は「いろいろ考えてみましたが、たくさんの人に合わせてもらえる天からいただいたギフトだと思います」。

 また実際に手に届くのは数週間後とのことだが、もし高橋洋子さんのステージを目にする機会があるのであれば、エヴァカラーのイヤモニにも注目してみたい。

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