インテグリティ・ヘルスケアは6月25日、オンライン診療システム「YaDoc」(ヤードック)が、全国初の薬剤遠隔指導などに利用されるオンラインシステムになったと発表。
6月21日に、きらり薬局運営のHyuga Pharmacyが「福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業」の登録事業者として認可を受けたことにともなうもの。
実証では、医療法人社団すずらん会たろうクリニックをかかりつけ医としてオンライン診療を行なう特定地域内に居住する患者へ、YaDoc活用のオンライン診療を実施。きらり薬局の薬剤師が、YaDocを活用してオンライン服薬指導をする。
患者は、医師への受診から薬剤師による服薬指導と薬の受け取りまで、一気通貫の在宅医療を受けることが可能となる。
6月15日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2018」内では、オンラインでの医療について、服薬指導を含めたオンライン医療全体の充実に向けて検討を進める旨の記載がなされている。
同社は今回の事業を通じて、すべての人々の安心と健やかな生活の実現に貢献すべく、医師と患者の協働、人とテクノロジーの融合によるオンライン医療のあり方を創造していくとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります