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中型有機ELディスプレーの量産に向け生産体制を確立

JOLED、石川県に事業所を設立し印刷方式有機ELディスプレー量産へ

2018年06月28日 17時40分更新

「JOLED能美事業所」(イメージ)

 JOLEDは6月26日、印刷方式有機ELディスプレーの量産のため、石川県能美市に「JOLED能美事業所」を開設すると発表した。

 同社では事業展開のため、産業革新機構から取得する旧ジャパンディスプレイ能美工場にJOLED能美事業所を開設し、既存設備を最大限活用しながら新しい製造棟と設備を導入、有機ELディスプレー製造ラインを構築する。

 JOLED能美事業所は基板サイズG5.5(1300×1500mm)、ガラス基板ベースで月産およそ2万枚の生産能力を備える同社主力拠点となる予定。車載向けやハイエンドディスプレー向けなどを想定した中型サイズ(10~32型)の印刷方式有機ELディスプレーを生産する。

 7月1日に開設し、2020年の稼働開始を目指すという。

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