今日27日、HTCは都内で同社のSIMフリーハイエンドモデル「U12+」の発表を行なった。
HTCはHTC NIPPONとして日本で端末をリリースして今年で20年目。発表会の冒頭では、同社の代表取締役社長 児島全克氏から20年の歴史をたどったムービーが披露された。
児島社長は「HTCはこの20年間、いろいろなイノベーションを求めてきた。最近では3000以上のコンテンツが弊社のVIVEで動いている。これからはVRとAR、AI、5Gという、3つのチカラでコミュニケーションを模索し、新しい世界を作っていきたい」と語った。」
HTC U12+の商品説明は同社プロダクト&エンジニアリングの川木富美子氏が行ない、「弊社はスマホ黎明期からさまざまな製品をリリースしてきました。日本ではこれまで約30種類の端末を出しています。たとえばキャリアと協力しておサイフケータイなどを乗せた端末もあります。これは日本市場に受け入れてもらえた結果です」と感謝の言葉を述べた。
そのほか「HTC U12+はグローバルの発表から1ヵ月遅れでの発表になってしまいましたが、エッジセンスは2に進化し、握るだけでなく、持つ、タップするといった動作に対応しました。また横になっても画面が回転しない、持っている間は消灯しないといった、細かい進化もあります。カメラはフロントとリア、それぞれが2眼になり、カメラベンチマークサイトのDXO MARKは103点と、デュアルカメラ搭載モデルの中では最高スコアを着ろ来しました」とHTC U12+の見どころを説明した。
この発表会のあとは、ブロガーなどを招いたユーザーイベントを開催。縁日のような屋台がでていたり、鶴を折って募金したりと、ファンとともに盛り上がっていくHTCならではの内容になっているようだ。
なお、HTC U12+の発売日は7月20日で、価格は9万5000円(税別)。ただし、今日から始まった予約では先着500名に5000円が当たるキャンペーンを行なっており、当たれば実質9万円となる。
新感覚の操作「エッジセンス2」を体験したい人は、予約を忘れずに!
「HTC U12+」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6型液晶(18:9) |
画面解像度 | 1440×2880ドット |
サイズ | 約73.9×156.6×8.7〜9.7mm |
重量 | 約188g |
CPU | Snapdragon 845 2.6GHz+1.7GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 8.0(+HTC sense) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/11/12/13 /18/19/21/26/28/38/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19、4バンドGSM |
CA対応 | ○(5CC CA) |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:12メガ+16メガ /イン:8メガ×2 |
バッテリー容量 | 3500mAh |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
生体認証 | ○(指紋) |
SIMスロット | nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | トランスルーセントブルー、セラミックブラック、フレームレッド |
価格(税抜) | 9万5000円 |
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