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クアルコム、Androidベースの子ども向けウォッチSoC

2018年06月27日 17時20分更新

 クアルコムは現地時間6月27日、上海のMWCで4Gキッズウォッチ向けSoC「Snapdragon Wear 2500」を発表した。

 前世代のSnapdragon Wear 2100と比べ、ウェアラブル向けPMIC(電源管理IC)、RFフロントエンド、プロセッサー、モデムソフトウェアを最適化。利用時・待ち受け時ともに前世代と比較し、電池寿命が14%長くなっているという。

 第5世代の4G LTEモデムを搭載。OSはAndroid 8を採用し、キッズウォッチ向けに不要な機能をオフにし、センサーハブを低電力仕様にしたとする。

 保護者が子供とビデオハングアウトでの連絡や、教育ビデオのコンテンツが楽しめるために、5メガピクセルのカメラをサポート。クアルコムの音声アクティベーション機能により、AIベースの音声アシスタントにも対応する。

 Snapdragon Wear 2500のリードカスタマーとしてファーウェイと協業。また、Intrinsycとも協業し、Snapdragon Wear 2500搭載モジュールと開発キットを2018年第3四半期に提供する予定とのこと。

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