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顔認識による入退室管理・本人確認システム「スペイシーパス」のサービス化第1弾

基本使用料無料の飲食店向け顔認証タイムカードアプリ

2018年06月26日 19時00分更新

 スペイシーは6月26日、シンクロ・フードと協業し、飲食店向け顔認証タイムカードアプリ「飲食店タイムカード」を提供開始すると発表した。

 今回の取り組みは、顔認識による入退室管理・決済・開錠・本人確認システム「スペイシーパス」のサービス化第1弾となる。

 Android搭載スマホやタブレットにアプリをダウンロードし、従業員ごとにアカウントを作成・顔写真を登録するだけで、顔認証による出退勤の打刻が可能になる。また記録したデータはサイトからCSV形式にてダウンロードできるため、既存の勤怠管理システムへアップロードするだけで出退勤情報を記録し、管理者側のデータ入力の工数を削減できるという。

アプリ画面イメージ

 基本使用料無料で、11名以上から1名につき月額108円となる。対応OSはAndroid 5.0以上。

 今後は、シンクロ・フードとともに飲食店タイムカードの機能を拡充するとともに、両社のリソースを掛け合わせることで、飲食業界の働き方を支援するサービスを検討していくという。

 さらに、今後顔認証データの蓄積することにより、打刻時の顔データや労働時間から従業員の体調変化を予測することで、管理部門、上長による従業員の健康状態の把握を可能にし、労務管理に関する課題解決にも貢献するとしている。

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