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プログラミング言語を問わず、APIを呼び出して開発

簡単にブロックチェーンアプリケーション開発できる「ACCEL BaaS」

2018年06月21日 10時00分更新

 TECHFUNDは6月14日、ブロックチェーンアプリケーション開発を加速させる「ACCEL BaaS」をリリースしたと発表。

 APIを呼び出して、ブロックチェーンアプリケーション開発に必要となる基本機能を実装可能。特定のプログラミング言語に依存しないため、ウェブだけでなくIoTや基幹システムなど多様なケースの導入を想定している。

 頻繁に使われるスマートコントラクトをテンプレート化。そして設定をGUI化することで、Solidityなどのプロトコル固有の開発言語に習熟せずに、一般的なブロックチェーン機能を提供できるよう設計。提供テンプレート数は、リリース後に随時拡充していくという。

 また、各種ブロックチェーンのプロトコル間で互換性を担保。サービス開発の検証におけるプロトコル間のスイッチングコストを低減、本番稼働までスピーディーに移行するとしている。

 さらに、開発に必要なインフラの構築やデータの同期をGUIによって簡単に設定可能。技術支援パートナーであるMicrosoft製のMicrosoft Azureを採用している。

 ブロックチェーンへの期待が高まる一方で、実装難易度や学習コストが高いことで実装が進んでいるとは言い難い状況が続いている。ACCEL BaaSは、あらゆるエンジニアが簡単にブロックチェーンを扱える環境を整え、サービス開発のPDCAを回す原動力となることを目指すという。

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