日本電気は6月12日、大量の映像から人物の出現パターンを数値化し、不審者を高精度で絞り込む自動分類技術を開発したと発表。
うろうろしている人などの不審者を高精度で自動分類できる技術。頻出する人物を抽出する「時空間データ横断プロファイリング」を強化するものだとする。
不審者を抽出するアルゴリズムを開発。映像に現れる出現頻度や、動き、滞在時間などの項目を統計処理し、その変動の度合を数値化し変化曲線で表せる。
さらに、統計項目にたいして重みづけすることにより、特定の出現パターンの人物だけを抽出できるという。
公開映像データを用いて評価実験をしたところ、うろうろしていた人、長時間立ち止まっていた人、通り抜けた人などの出現パターンを正しく分類でき、不審者の見逃しがなくなることを確認したとうたう。
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