週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

NECが不審者の見逃しがなくなる自動分類技術を開発

2018年06月13日 15時35分更新

 日本電気は6月12日、大量の映像から人物の出現パターンを数値化し、不審者を高精度で絞り込む自動分類技術を開発したと発表。

 うろうろしている人などの不審者を高精度で自動分類できる技術。頻出する人物を抽出する「時空間データ横断プロファイリング」を強化するものだとする。

 不審者を抽出するアルゴリズムを開発。映像に現れる出現頻度や、動き、滞在時間などの項目を統計処理し、その変動の度合を数値化し変化曲線で表せる。

 さらに、統計項目にたいして重みづけすることにより、特定の出現パターンの人物だけを抽出できるという。

 公開映像データを用いて評価実験をしたところ、うろうろしていた人、長時間立ち止まっていた人、通り抜けた人などの出現パターンを正しく分類でき、不審者の見逃しがなくなることを確認したとうたう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります