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デュアルカメラ搭載!

「FREETEL REI 2 Dual」は3万円の値段以上の質感と使い勝手

2018年06月18日 12時00分更新

iPhoneに似た操作性で
気が利く独自機能も充実

 REI 2 Dualの初期搭載OSはAndroid 7.1.1だが、フリーテル独自の「FREETEL UI」を採用しているため、操作性は標準的なAndroidスマホとは若干異なる。ホーム画面がアプリ一覧(ドロワー)を兼ねていて、画面上端から下方向にスワイプすると通知パネル、下端から上方向にスワイプするとコントロールセンターを表示できる仕組み。要するに、iPhoneに近い画面構成なのだ。よって、iPhoneから乗り換えて使う人には、使いやすく感じられるだろう。

ホーム画面

プリインアプリは必要最小限といった印象

iPhoneのように下から引き出すコントロールセンター

 画面表示を4型相当に縮小し、片手での操作をしやすくする「親指モード」や、片手でホームボタンなどがタップしやすくなる「イージーアクセス」など、操作性を向上されるための独自機能も充実。スマホ初心者向けの「らくらくモード」や、子供の利用時間などを親が管理できる「安全キッズモード」なども備えており、使う人に合ったカスタマイズができる。

利き手に合わせて設定できる「親指モード」

片手での操作がしやすくなる「イージーアクセス」。この黒い円の範囲で、Wi-Fiのオン・オフや明るさの調整も可能

パスコードでログインして、子供に使わせるアプリを設定できる「安全キッズモード」

 日本語入力が手書き入力に対応していたり、電卓アプリでワンタッチで税込価格を計算できるなど、使っていく過程で “気が効いているなぁ” と感じることも多かった。パフォーマンスに不満を感じることはほとんどなかったが、長く使い続けたとして、動きが鈍くなったときに簡単にクリーニングができる機能も重宝するのではないかと思う。

「Google日本語入力」を搭載し、手書き入力にも対応

電卓アプリは、消費税計算にも対応

長く使っていくうえで重宝しそうな「データクリーナー」

コスパを最重視する人にオススメ!

 フリーテルというブランドはメーカーが破綻したこともあり、イメージは「良い」とは言えないだろう。わざわざ「フリーテルのスマホが欲しい」と指名買いする人は少ないのではないかと思う。購入する人にとっては 「約3万円で、そこそこのスペックで、デュアルカメラも搭載」ということが決め手になるだろう。実際、スペックとしては3万円台後半〜4万円台でもおかしくない端末だ。旧フリーテルもコスパ高をセールスポイントしていたが、それは新生フリーテルにも受け継がれているようだ。

 バッテリー容量は3300mAhあるので、電池持ちはまずまず。カスタマイズできる節電モードも備えている。DSDS対応で、国内3大キャリアのVoLTEにも対応している。コスパを重視する人は検討すべきモデルだろう。

フレキシブルな設定が可能な「節電モード」を用意

「超節電モード」に設定すると、こんな画面に

同梱品一式。イヤホンは付属していない


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