嫁もいて、子供もいると言うと驚かれるスピーディー末岡です。こんにちは。
家庭を持って、子供も生まれると、家の中の空気を円滑にするには「嫁のヘイトを上げない」というスキルが必要になってくる。筆者はこんな仕事をしているのである程度は理解されているが、夜も遅いことが多いので、家事も子供の世話もほぼ嫁任せになっている。たまの休日に子供の相手をしたと思えば、抱っこしても腰が痛くてすぐ降ろしてしまう、体力がなくてすぐに疲れてしまう、寝かしつけをすれば子供より先に寝て子供より後に起きるという始末。編集部のイクメン・盛田に合わせる顔がない。
徐々にヘイト値も上がってきて「BABYMETALより自分のBABYにお金を使え」なんて苦言も飛んでくるように。たしかに嫁と子供を置いて、BABYMETALを見に韓国や広島に行ってしまったので、ぐうの音も出ないのは事実である。「い、いや、同僚のニッシーさんが行こうって言うから……」と、すでに別部署で同僚でもなんでもなくなっている元iPhone倶楽部のニッシーさんを悪者にしていたが、それもそろそろ限界だ。
世間の評価的にも典型的なダメオヤジになっているので、ここは一家の大黒柱としての尊厳を取り戻すべく、必殺「プレゼント」攻撃を使わざるを得ない!
とはいえ、なんでもかんでもあげればいいというものではない。ここは日頃の疲れを癒やせるものがいいと判断。夏以外にもオールシーズン使えたほうがいい。そこで筆者が悩みに悩んだ結果がコレだ。
スチームフットスパ(遠赤外線ヒーター付) EH2862P(パナソニック製)
いわゆる簡易足湯マシンである。実売価格は1万7000円前後。保育園への送り迎えだけでなく、最近は仕事にも復帰して足を酷使しまくっている嫁には、これがベストだろうと判断した。子供が大きくなるまではスパなどには行きにくい。家に全身マッサージチェアを置けるような余裕はない。だが、このスチームフットスパなら、それほど家の中を圧迫せずに足下だけでもリラクゼーションできるのだ。
スチームフットスパは、その名のとおりスチームと遠赤外線で足下(ふくらはぎ辺りまで)を温めてくれるボディーケア製品。スチームに必要にな水はコップ一杯(100ml)程度と経済的。本体サイズは高さ38×幅40×奥行42cm(ふた付)、重さは約4.4kg(ふた付き)、足の大きさは29cmまで対応する。
スイッチを入れたら「スチーム浴」と「遠赤外線スチーム浴」の2コースから選ぶ。スチームによって足先からふくらはぎまでまんべんなく温めるのがスチーム浴で、さらに遠赤外線でふくらはぎを温めるのが遠赤外線スチーム浴だ。それぞれのコースに「標準」と急速に温める「しっかり」というメニューがある。また、スチームが温く感じてきたら「追いだき」ボタンを押せば、約47度のスチームが5分間出る。
リモコンは必要最低限のボタンしかなく、非常にシンプルなので、初めて使う場合でも困らない。
スタートボタンを押すとすぐにスチームが出始めて、約15~30分間フットスパが堪能できる。ただし、スチームを充満させるために、バスタオルを膝にかける必要があり、これがないとどんどんスチームが逃げて遠赤外線のみになってしまうので注意。当然ながらバスタオルは付属していないので自分で用意する。
実際に使ってみた嫁に感想を聞いてみたところ「これは30分と言わず1時間くらい使っていたい。足が温まるので末端冷え性にもいい。最適なのは冬だろうけど、エアコンをガンガンに効かせた部屋で使うのも最高です」と、かなりヘイトが下がったようで、良かった良かった。
冷え性は女性だけの問題ではないので、男性がこのスチームフットスパを使うのもアリ。夫婦で仲良く使える一品だ。そして、使う前には足をしっかり洗っておくことをオススメする。
値段もそれほど高くないし、大きさもほどほどなので一人暮らしの家でも問題なく使えそう。スチームの時間も15~30分と適度なのもいい。ちょっとした休憩として本を読みながら、スマホをイジリながら気持ちよくなれるだろう。独身の方は自分へのご褒美にいかがだろうか。
さて、嫁のヘイトも下がって家庭円満になったことだし、またBABYMETALのライブに精を出しますか!(振り出しに戻る)
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