週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

通知でチェックすれば「既読」にならない

Apple WatchでLINE通知チェックが超オススメ

2018年06月13日 12時00分更新

 Apple Watchは、iPhoneの通知を表示させることができます。だったらiPhoneを見ればいいじゃないーーそんな声が聞こえてきそうです。しかし、iPhoneでは見られないものが見られるとしたらどうでしょう。たとえばLINEです。

LINEのメッセージがほぼ読めます

写真やスタンプも見られます

 LINEのメッセージをApple Watchに通知させると、スクロールしながら全角で276文字分が読めますが、iPhoneの通知履歴では71文字が限界です(筆者調べ)。276文字も表示したら、メールマガジンやニュース以外のメッセージは、たいてい読み切れてしまうはず。しかも送られてきた写真やスタンプは、iPhoneの履歴よりも大きく表示されますから、見やすいことこの上なし。

 ありがたいことに、iPhone側の通知でバナーのプレビューを非表示にしているときでも、Apple Watchの通知では内容が読めます。ふだんiPhoneを使っているときに、メッセージを表示してほしくないと考えている方でも、安心です。

 しかも通知ですから「既読」になりません。iPhoneでメッセージを表示しない限り、通知から何度でも読み返せます。

Apple Watchの画面から返信も

テンプレートから選択できるほか音声入力も可能

 加えてiPhoneを起動する時間がないほど多忙なときは、そのままApple Watchの画面からスタンプを送ったり、テンプレートから返信したり、音声や手書き(英語の場合)でテキストを送信したりもできるのです。

 Apple WatchでLINEの通知を受け取れるのは、今のところ以下の3つの条件がそろったときです。
(1)iPhoneとApple Watchの通知設定で、ともにLINEの通知がオンになっていること。
(2)iPhone側のLINEの通知で「バナー表示」がオンになっていること。
(3)iPhoneがロック状態であること。

 iPhoneを利用中はiPhoneの通知を見るしかないのですが、Apple WatchがあればiPhoneを使えない状態でも、LINEはしっかりチェックできるわけです。これは活用しないわけにはいきませんね! これからApple WatchにLINEを通知させたいという方は、ぜひ設定してみてください。

●iPhone側の「設定」
 iPhoneは「設定」の「通知」でLINEを開きます。「バナーとして表示」をオフにすると通知が来ないので注意してください。

iPhoneの「設定」を開き、「通知」をタップします

アプリの一覧で「LINE」をタップします

「通知を許可」と「バナーとして表示」をオンにします

●Apple Watch用の設定
 Apple Watchの通知設定は、iPhone内の「Watch」アプリで「通知」を開き、LINEをオンにするだけです。

「Watch」アプリを開き「通知」をタップします

「LINE」がオンになっていることを確認します


※この記事は、Apple Watch Series 3 セルラーモデル(watchOS 4.3.1)、iPhone X(iOS 11.4)で検証し、作成しています。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事