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中村獅童も応援! フォルクスワーゲンに3台のGTIが追加

2018年06月09日 10時00分更新

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは8日、同社のラインナップである「up!」「ポロ」「ゴルフ」の3車種にスポーツグレードの「GTI」を追加した。3台同時にGTIが追加されるのは13年ぶりだという。

 発表会では同社の代表取締役社長ティル・シェア氏が登壇し「GTIは1976年に初代(ゴルフGTI)が出てから、私たちにとっても特別な意味を持つグレードです。日常とスポーツをバランスさせた、街乗りでも使えてサーキットでも楽しめるというコンセプトを40年以上維持してきました。そして技術革新で進化させてきたのがGTIなのです」と熱く語った。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 代表取締役社長 ティル・シェア氏

 今回発表された「up! GTI」「ポロ GTI」、そして特別仕様車の「ゴルフ GTI Dynamic」の発売日は、「up! GTI」と「ゴルフ GTI Dynamic」が8日から、「ポロ GTI」は7月3日からで、価格は以下。

up! GTI
6速MTのみ 219万9000円(600台限定)
ポロ GTI
6速DSG 344万8000円
ゴルフ GTI Dynamic
6速DSG 445万9000円
6速MT 435万9000円

up! GTI。3モデルとも、赤いラインやタータンチェック柄のシート、ゴルフボール風シフトノブといったGTIの伝統を受け継いでいる

ポロ GTI

ゴルフ GTI Dynamic

メーター類はすべてデジタルディスプレーに

 3モデルとも、GTIの名に恥じないチューンが施されており、簡単にスペックを紹介すると、up! GTIは直列3気筒999ccのターボエンジンで、最高出力116PS/5000~5500rpm、最大トルク20.4kgm/2000~3500rpm、車重は1000kg。

 ポロ GTIは直列4気筒1984ccのターボエンジン、最高出力200PS/4400~6000rpm、最大トルクは32.6kgm/1500~4350rpm、車重は1290kg。

 ゴルフ GTI Dynamicは直列4気筒1984ccのターボエンジン、最高出力230PS/4700~6200rpm、最大トルクは35.7kgm/1500~4600rpm、車重は1380kg(MTは1350kg)と、どれも軽量コンパクトでまさに正統派ホットハッチ。

 ティル・シェア氏によると「小が大を食う気持ちよさを味わえる」という。大排気量大パワーもいいけど、適度なパワーと軽量化も“速さ”の方向性のひとつ。アウトバーン育ちのGTIはまさに羊の皮を被った狼と言えるだろう。

 発表会のあとはゲストのピストン西沢氏と、安東弘樹アナウンサーや、俳優の中村獅童さんらが対談し、それぞれゴルフなどに関する愛着や思い入れと語った。

自動車ローンが途切れたことがないくらいクルマ好きの安東アナウンサーと、ついうっかりクルマを買ってしまうというピストン西沢氏

自身もゴルフ Rを運転したことがあるという中村獅童さんはその運動性能を絶賛しながらも「外ロケの待機もクルマだし、役作りのテンションを上げるために大好きな沢田研二のTOKIOを聴くのもクルマ」と、実際にかなりクルマに密着した生活を送っているようだ

エントランスに展示されていた、初代ゴルフ GTI。今見てもカッコイイ!

このようなデザートはお約束

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