favyは5月から、飲食店のためのマーケティングオートメーションツール「顧客管理ツール」のテスト版をリリースした。基本使用料は無料。
通常の予約管理はもちろんのこと、来店回数や趣味嗜好など、飲食店のマーケティング上必要な顧客情報を自動で収集・管理して可視化。顧客とのコミュニケーションをより簡単に実施できるという。
また昨年リリースした「favyノーショー保証サービス」活用により、無断キャンセルの防止と、万が一のノーショー発生時にも飲食店が被るダメージを軽減する。
さらに、飲食店にかかってきた電話を正確にトラッキングし、取りこぼした予約電話に再架電することで機会損失を防げるとしている。電話の取りこぼしが発生した場合、同ツールから飲食店に自動でアラートを飛ばす機能も今後実装予定。
また同社は6月11日、Draper Nexus Venturesをリード投資家として、アプリコット・ベンチャーズ、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資、ならびに日本政策金融公庫の資本性ローンに基づく融資により、総額およそ5億円の資金調達を実施した。
新規事業となる飲食店向けMAツールのシステム開発、およびグルメメディアfavyとサービスEC事業「ReDINE」の拡充にともなう採用の強化などをしていくという。
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