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Intel Technology Open Houseレポート

Core i7-8086Kとi8086のツーショットや5G搭載PCなど、Intelがプライベートイベントを開催

2018年06月07日 16時45分更新

Intel Technology Open Houseで展示されていたCore i7-8086K。

 6月7日、Intelは台北で開催中のCOPUTEX TAIPEI 2018に関連したプライベートイベント「Intel Technology Open House」をプレス向けに開催。6月5日に発表したIntel 8086発表40周年記念の限定CPU「Core i7-8086K」などが展示されていた。

 Core i7-8086KはIntel 8086の40周年記念ということで並べて展示していた。ベンチマークなどのテストは行なわれていなかったため、5GHz駆動時の性能は気になるところ。ちなみにパッケージは確定ではなく、正式版リリース時には変更になる可能性もあるとのこと。

Core i7-8086K(上)とIntel 8086(下)。クロック周波数は40年で5MHzから5GHzへと進化を遂げた。

パッケージは(仮)とのこと。

 Core i7-8086Kと同じくらい注目を集めていたのが、AI用のプロセッサー「Movidius VPU」を搭載した「Movidius Neural Compute Stick」。すでに昨年リリースされている製品だが、NUCにセットして「TinyYOLO」の動画認識をリアルタイムで行なうライブデモを披露し、高速で処理できることをアピールしていた。

 説明員によると、NUCやノートPCでもAI関連の演算がUSBで装着するだけで手軽にできるのがポイントとのこと。日本でもスイッチサイエンスなどで約1万円で販売されている。

NUCにセットして動作させていたMovidius Neural Compute Stick。

TinyYOLOを使ったリアルタイムでの動画認識デモを披露。

 そのほか「Optane SSD 905P」のM.2モデルに関連するデモや、ディスプレーの消費電力を半分に減らす技術「Low Power Display Technology」を搭載したデモ機などが展示されていた。

Optane SSDを内蔵するThunderbolt接続のコンパクトな外付けSSD。

平昌冬季五輪で使用された5G搭載PC。キックスタンドに5Gアンテナを搭載する。

Low Power Display Technologyを搭載したテストモデル。

クリエイター向けのデモでは、アドビのLightroomを使って処理速度の速さをアピール。

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インテル

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