週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

公式メジャーアプリや、AR向けフォーマットなど

アップル「WWDC2018」、AR機能のアップデートを告知

2018年06月07日 15時20分更新

 アップルは6月4日、開発者イベント「WWDC2018」の基調講演で、iOS 12を発表。iOSに搭載されているAR機能「ARKit」のアップデート「ARKit2.0」が告知された。

 発表会では、まずAR向けフォーマット「USDZ」(リンク先英語)が発表された。ピクサーとともに、ARで使用する3Dモデルおよびアニメーション用フォーマットとしてリリースする予定だという。また、アドビのクリエイティブクラウドがネイティブ対応、AutodeskやSketchfabなどが参加することも発表された。今後の対応に伴い、画像や映像、テキストをARに表示することが簡単になりそうだ。

 さらに、ARKitが登場して以来多数の計測用メジャーアプリが登場していたが、今回アップルが公式メジャーアプリをリリースする。これまではアプリ間でのバラつきも見られたが、アップルの“お墨付き”の計測手段が生まれるのことで統一が図れる。

 ARKitはARKit2.0へとバージョンアップし、顔認識機能の強化、および3D物体検知やAR体験の共有などが紹介された。とくに、アップルは複数人が同一のARを共有できるシェアリング機能を強調し、レゴ社のARアプリのデモなども公開。複数人でARのレゴを使って遊ぶ様子を配信した。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります