6月4日(現地時間)に始まったWWDC18。基調講演では、iPhoneやiPad、Macで利用できるビデオチャット機能「FaceTime」に、グループFaceTimeという機能が追加された。最大32人と同時ビデオ通話できるというこの機能。モバイル回線などでも十分なパフォーマンスが得られるのだろうか。
アップルによると、グループFaceTimeは「メッセージ」アプリとも連携しており、「メッセージ」アプリ経由でビデオ通話に参加できるという。音声のみのFaceTimeオーディオでも参加可能だ。
気になるのはそのパフォーマンスだが、参加人数はあまり関係がないとのこと。通話を開始すると音声や映像などのすべてのテータは暗号化されて、アップルのサーバーに送信される。実際にユーザーが見ている映像や音声は、サーバーからまとめて1本のビデオストリーミングとして送られているもの。つまり、複数の端末と相互接続しているわけでなく、アップルのサーバーと1対1でつながっているだけなので、人数が増えてもパフォーマンスは落ちないそうだ。
細い帯域でグループFaceTimeに参加しているユーサーは、その帯域に応じてビデオストリーミングの画質を下げることでパフォーマンスを維持する仕組みとのこと。
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