App Annieは、アップル「iOS App Store」の10年間の歴史を振り返るレポートを公開した。本レポートは、iOS App Storeでこれまでリリースされたアプリの本数、ダウンロード数や収益の推移などをまとめて分析している。
これまで450万本を超えるアプリがリリースされているという。以前はゲームが8割以上占めていたが、近年は非ゲームアプリがリリース数に占める割合が増えているとのこと。
ダウンロード数・消費支出ともに成長。消費支出の過去6年の平均成長率は52%。Google Playと比較するとダウンロード数の規模は小さいものの、高い収益性を誇っているとのこと。利用者が100万ドル以上課金するアプリ数も年々増加しているという。
累計で見ると、iOS App Storeはアメリカが消費支出とダウンロード数ともに累計トップで、最も収益をあげている。日本はダウンロード数、収益ともに3位にランクインしたとのこと。
消費支出の世界地域別シェアでは、アジア太平洋地域がiOS App Storeの消費支出の60%近くを占めた。2014年10月に中国でiPhone 6とiPhone 6 Plusが発売されて以来、アジア太平洋地域はダウンロード数と消費支出のシェアを急速に拡大したとのこと。
今後、iOS App Storeは2022年には消費支出が757億ドルに達し、2017年から80%増加する見込みだという。
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