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今しか見られない「青もみじ」を見に、そうだ 京都、行こう。

京都おすすめスポット その5
「八瀬もみじの小径」

 叡山ケーブルの「ケーブル八瀬駅」から歩いてすぐの場所にある「八瀬もみじの小径」。敷地内に巡らされた約300mの回遊路には、数えきれないほどのもみじが群生していた。ライトアップの期間中は、写真の通り夜に訪れても美しい。なんで京都はこんなに素晴らしい場所が多いのだろうか。

八瀬もみじの小径

ライトの当たり方によって、青もみじの色が変わるのがおもしろい

【八瀬もみじの小径】
住所:京都府京都市左京区上高野東山(Googleマップリンク)
入場料:無料

京都おすすめスポット その6
“インスタ映え”の寺院として世界的に有名な「瑠璃光院」

 「瑠璃光院」(るりこういん)は京都ファンにとっては超有名な場所で、国内のみならず海外からも大勢の観光客が訪れるという。その理由はInstagramなどのSNSがきっかけとなっているそうだ。実際にネットで「瑠璃光院」を検索してみると、ものすごい数の美しい写真を確認できた。世界中から和風な“インスタ映え”を求め、連日のように観光客がやってきているというわけだ。

瑠璃光院

 筆者が訪れたときも、何人かの観光客が観光していた。もちろん日中に訪れてもよいが、特に人気なのは1日150名限定(要予約)で、青もみじの時季に行われる初のライトアップとのこと。照明に照らされた「青もみじ」は実に美しく幻想的。こんな景色を目にしたら、写真に撮ってSNSにアップせざるを得ない。わずかな時間の拝観であったが、筆者にもインスタグラマーの心境が理解できてしまった。

 ただし、注意点がひとつある。施設内は三脚禁止のため、デジカメで撮影する際にはISOを上げて、手ブレ防止機能を使って撮影することをオススメする。

室内が真っ暗なので、ライトアップされた青もみじが浮かび上がって見える

魅せるための青もみじ。レンズをどこに向けても絵になる

青もみじ以外の庭園も美しかった

 スタッフにお話を伺うと、もっとも美しい写真が撮れるのは「雨が上がった直後」らしい。青もみじと苔についた水滴がキラキラと輝く様子は、そのタイミングでしか撮影できないそうだ。狙って行けるものではないが、訪れる際は天気予報もよくチェックしよう。

瑠璃光院(るりこういん)
住所:京都府京都市左京区上高野東山55(Googleマップリンク)
拝観期間:6月15日まで
拝観時間:10:00~17:00
拝観料:2000円

【※注】瑠璃光院のライトアップは事前予約が必要
■八瀬もみじの小径ライトアップと瑠璃光院 夜の特別拝観
http://souda-kyoto.jp/travelplan/rurikoin_yase_sp/

 こちらの商品はとても人気で、1日150名限定のプラン。申し込みは首都圏と静岡在住の方のみから受け付けている。価格は6000円(税込)で、瑠璃光院の拝観料と叡山ケーブル往復乗車券がセットになっている。

京都おすすめスポット その7
「竹林の小径」

 言わずと知れた京都の観光名所、嵐山の「竹林の小径」も見学した。ここはアニメ「偽物語」「ソードアート・オンラインII」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」など、数々のアニメにも登場する名所だ。

竹林の小径

 取材に訪れた際はアニメTシャツを着ているファンこそ見かけなかったが、道を歩けないほどの観光客でごった返していた。特に海外からの客が多かったようで、みんな楽しそうに記念撮影。ここに行くと、海外からの京都人気を実感できる。東京の秋葉原も外国人観光客が多いが、さすが京都はアキバの比ではない。

ここは原宿か?」と錯覚するほど賑わっている。ここは「竹下通り」ではなく「竹林通り」だ

 なお、じっくり写真を撮りたい方は竹林の小径をずんずん進んでいこう。奥に行けば行くほど観光客は減ってくるので、きれいな写真が撮りやすくなる。せっかくの京都旅行、時間を多めに用意して散策すべきだ。

竹林の小径をずっと進んでいき、「竹林の散策路」あたりまでくれば、少しは人が減ってくる

【竹林の小径】
住所:京都府京都市右京区嵯峨野々宮町(Googleマップリンク)

 以上、2日間の日程で行われた「そうだ 京都、行こう -青もみじを楽しむ万緑の京都-」プレスツアーの様子をご紹介した。「青もみじ」のシーズンの京都がどれだけ素晴らしいか、理解していただけたのではないでだろうか。場所によっては特別拝観期間が設定されているので、みなさんには時間を作ってぜひ観光していただきたい。世界中から何十万円もの旅費をかけて観光客が訪れる京都、日本在住で行かないのはもったいない。

東京からなら1泊2日でも日帰りでも楽しめる京都、ぜひ旅行の計画を立てたい


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