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宇宙ビジネスのアイデアコンテスト募集スタート

2018年05月17日 15時30分更新

 S-Booster 2018実行委員会は、宇宙を利用した新たなビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2018」の募集を開始している。コンテストの応募期間は5月31日まで。

 ベンチャー企業はもちろん、学生や個人、異業者からアイデアを幅広く募集し、メンターによるブラッシュアップを通じて、投資家などからの資金調達実現と、事業化に向けた支援をするコンテスト。

 応募テーマは各種人工衛星(通信・地球観測・測位など)、有人宇宙活動、宇宙輸送などの宇宙技術やそこで取得した衛星データ、運用ノウハウなどの宇宙のアセットを利用したビジネスアイデアであれば、どのような提案でも応募可能。すでに実証されているものに限らず、将来実現すべき技術などでもかまわないという。

 応募は2部門を用意。ひとつは原則3年以内に事業化が見込め、継続して高い収益が見込めるとともに、革新性が高く、さらに社会全体の生産性の向上や国民生活の質の向上などに大きく寄与することが期待できる新しいビジネスプランを募集する「ビジネスプラン部門」。もうひとつは10年程度以内の実現を目指し、革新性が高く、社会全体への波及効果が期待できる新たなビジネスアイディアを募集する「未来コンセプト部門」だ。

 未来コンセプト部門では技術の進展や社会情勢の変化など、一定の仮定を設けた上での「実現性」も重視するとのこと。また、 同一のアイデアでの両部門のエントリーはできない。

 コンテストの賞では、最優秀賞や審査員特別賞、スポンサー賞、未来コンセプト賞があり、それぞれの賞で賞金を用意している。最優秀賞はビジネスプラン部門からの選出となり1000万円の賞金を用意している。

 応募資格は日本人、日本の法令に基づいて設立された法人、または日本での事業の実施を予定している人で、個人・グループともに応募可能。

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