キヤノンは5月16日、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、レーザープロジェクター「LX-MU500Z」を発表した。販売は2018年7月上旬からで、価格は66万9600円。
デジタルミラーデバイスを用いた映像表示システム「DLP方式」のレーザー光源を採用した5000lmプロジェクター。レーザー光源はランプ光源と比べて光源寿命が長く、約2万時間光源を交換することなく映像投写ができるとしている。メンテナンス負荷が軽減でき、プロジェクターを縦置きに設置する「ポートレート投写」など、360度全方位の設置に対応する。
WUXGA(1920×1200ドット)の解像度に対応する。青色レーザーダイオードと蛍光体を組み合わせた、レーザー光源システムとキヤノン色再現技術を採用。明るさを維持したまま、色鮮やかな発色で自然な色味に近いという高解像な映像投写を実現したとのこと。
光学部品を密閉構造にしたことで、エアフィルターが不要になり、メンテナンスにかかるコストや負荷を大幅に軽減するという。
上下50%、左右23%のレンズシフトと、1.6倍ズームレンズで、環境に応じた自由度の高い設置ができるとしている。
画面サイズは最小60型〜最大300型(1.75m〜8.74m)。映像入力はHDMI/MHL、HDMI、RJ-45(HDBaseT 入力、ネットワーク接続)ミニDIN4、RCA、D-sub15(入力1、出力1)。光出力は5000lm。サイズは幅約450×奥行き379mm×高さ125mm。突起物含むと、幅約450×奥行き379×高さ154mm。重量は8.9kg。
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