東芝ホームテクノは5月10日、真空圧力IHジャー炊飯器の新製品として米3合がおよそ38分で炊け、米と玄米の混合比を選べるなどの機能を備えた5機種を発表。6月上旬より発売する。
新モデルは内釜の中の空気を抜く真空機能が強化され、ひたしの工程で米により素早く吸水できるようになり炊飯時間を短縮。フラッグシップ機「RC-10ZWM」では食感の炊き分けができるおすすめの「かまど名人」コースではおよそ38分、「白米混合」コースではおよそ60分で炊き上げる。
玄米と白米の混ぜ炊きでは、従来機種では白米2:玄米1の割合だったが、新たに白米1:玄米1、白米1:玄米2の2通りの割合も追加。また、従来フラッグシップモデルにのみ搭載していたごはんの還元糖量(甘み)がおよそ30%アップする「甘み炊き」コースを全モデルに搭載している(RC-10ZWMは3通りの炊き分けが可能)。
備長炭かまど本羽釜を採用するフラッグシップ機RC-10ZWM(容量およそ5.5合、実売想定価格14万400円前後)および、鍛造かまど銅釜の中級機「RC-10VSM」(5.5合、4万6440円前後)と「RC-18VSM」(1升、4万9680円前後)は6月上旬発売。鍛造かまど本丸鉄釜の高級機「RC-10VXM」(5.5合、7万200円前後)と「RC-18VXM」(1升、7万3440円前後)は7月上旬発売。価格はいずれもオープンプライス。
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