今やスマートフォン以外の製品ラインナップも豊富な中国のシャオミ。モバイルバッテリーなどスマートフォン向けアクセサリのみならず、収納性に優れたPCバッグなど魅力的な製品がたくさん販売されています。シャオミの中国のウェブページを見ると、取扱アイテム数は数百を超えています。
そんなシャオミの製品は同社の直営店である「小米之家」で購入できます。小米之家は中国の各都市に展開中。また香港や台湾にもいくつかのお店があります。LCCを使った週末の台湾旅行のついでに小米之家で買い物をしてきた、なんて人も多いことでしょう。
ところが香港や台湾の店では、取扱製品の数・種類は中国大陸よりも少ないのです。最新のアクセサリ類が販売されていないこともあります。ということは中国大陸の小米之家に行ったほうがいいかもしれません。でも中国の店ではクレジットカードが使えないんです。香港と台湾の店はクレジットカードが使えるので「ついついスマートフォンも買っちゃった」なんてことになっちゃうケースもあるのですが、中国だと現金を持っていなければ衝動買いすらできません。
しかし、いくつかの中国大陸のシャオミの店はクレジットカードが使えます。最近では深セン空港にオープンした小米之家がカード対応。深セン空港を使って日本から中国へ出入りするケースはあまりないでしょうが、香港から中国国内に向かう時に、深セン空港を使うことはあるかも。市内から地下鉄でもいけるので、シャオミの店で衝動買いや散在したい人は深セン空港まで行くのもいいかもしれません。
お店は深セン空港の出発ロビーにあり、非制限エリア。つまり飛行機に乗らなくてもお店に入れます。場所柄、お店の規模はあまり大きくはありませんが、最新スマートフォンを中心に、ケーブルなどのアクセサリ類も一通りそろっています。モバイルバッテリーも各種揃っており、基本的なものはたいてい扱っています。
香港・中国土産に迷ったなら、お菓子や雑貨を買うよりもシャオミのお店で純正のケーブルなどを語ったほうが喜ばれるかもしれませんね。品ぞろえはシャオミのWEBサイトであらかじめチェックしておくといいでしょう。
筆者も愛用しているバッグ類は作りが意外としっかりしており、しかもスマートフォンなどの収納性にも優れています。価格も日本円で5000円以下とかなり安く、自分用に買うのもいいでしょう。技適の問題もあり、シャオミのスマートフォンが日本で販売される日は当分ないとは思いますが、だったらこのあたりのアクセサリ類でも積極的に展開してほしいところです。
このほかにも子供用のカラフルなランドセルや、組み立て式ブロックなど「こんなものまで!」と思うモノが売られているのが小米之家の面白いところ。空港のお店は小さいので、結局は市内の大型店や旗艦店へ行ったほうがよりいろいろな製品を見ることができるのですが、ここなら支払いはクレジットカードOKなので、欲しいと思ったものがすぐにその場で購入できるメリットがあります。
中国でノーブランドのケーブルなどを買うと、すぐに切れてしまうなど品質に問題があるものも多く見かけます。しかしシャオミの製品ならそんなノーブランド品にちょっとのお金を上乗せするだけで、きちんとした品質のものを買うことができます。普段使いのアクセサリーをシャオミ製品でそろえるのもよいかもしれませんね。
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