週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

サッカーW杯の前に発売される最新4Kテレビをまとめてみた

2018年05月09日 10時00分更新

 6月14日からはじまるサッカーW杯。それに間に合うように、各社テレビメーカーが4Kテレビをリリース。6月上旬までに発売される機種も多い。そこで、サッカーW杯開催前に発売される4Kテレビ新製品をまとめてみた。

 なお、ここでは6月中旬以降の発売予定製品は除外しているが、14日に合わせて発売する製品もあるかもしれない。

年末の4K放送も見られる東芝「レグザ M520X」

M520X

レグザ M520X

 東芝映像ソリューションはスタンダード4K液晶テレビ「M520X」の50V型と43V型を6月6日に発売する。予想実売価格は50V型が17万円前後、43V型が14万円前後。

 最大の特徴は12月1日に開始されるBS/CSの4K放送を受信できるチューナーをいち早く内蔵した点。4K放送受信のためにチューナーを買い足す必要がない。

 4K放送で使用されるHEVCコーデック特有のノイズを除去する「BS/CS 4KビューティX」など、画像処理エンジンも進化している。

 なお、4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ「X920」シリーズも発表しているが、発売は7月下旬となる。

スマート機能を搭載予定 ソニー「ブラビア A8F/X9000F/X8500F」

ブラビア A8F

ブラビア A8F

X9000FとX8500F

 ソニーは有機ELテレビ「A8F」を含む3シリーズ11機種の4Kテレビを6月9日に発売する。

 価格のイメージは、65V型の有機ELテレビ(KJ-65A8F)が59万円前後、液晶上位モデルの55V型モデル(KJ-55X9000F)が27万円前後、液晶ミドルクラスの43V型モデル(KJ-43X8500F)が15万円前後だ。

 これらのモデルは「Google アシスタント built-in」にファームウェアアップデートで対応予定(2018年中)。リモコンに話しかけることで情報の検索やGoogleアシスタント対応機器の操作が行なえる。

 また、「Works with Alexa」への対応も予定されており、スマートスピーカーとの親和性が高い。

 ブラビアはBS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要となる。

画質エンジンが向上した有機ELテレビ
パナソニック「ビエラ FZ1000/FZ950/FX780」

有機ELテレビの「FZ1000」と「FZ950」

液晶テレビ「FX780」

液晶テレビ「FX780」

 パナソニックは「FZ1000」を含む2シリーズ4機種の有機ELテレビと、65V型の4K液晶テレビ「FX780」を6月8日に発売する。

 価格のイメージは、有機EL上位の65V型モデル(TH-65FZ1000)が70万円前後、55V型モデル(TH-55FZ1000)が48万円前後。液晶テレビ(TH-65FX780)は35万円前後となる。

 有機ELテレビは画像処理に「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。映像の明るさに応じて動的に補正量を変える「ダイナミック 3D-LUT」や有機ELパネル制御の進化により、暗いシーンだけでなく明るいシーンの表現力が向上している。

 液晶テレビは「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、画面の部分ごとに最適な画像処理を行なう。周囲の明るさと連動してHDRの画質を調整する「明るさ連動HDR」などが利用できる。

 ビエラもBS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要となる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります