週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

KSE-1200やRMCE-USBについて聞く

なぜシュアは、静電型/USB Type-C接続にいま取り組んだのか?

2018年05月04日 12時00分更新

有線接続ならではの便利で心地よいリスニング感

 多くのスマホはヘッドホンアンプの出力がとても弱いので、地下鉄や賑やかな街の中では音が聞こえにくく感じることがないだろうか。DACとアンプを内蔵するシュアのRMCEシリーズをイヤフォンSEシリーズに組み合わせればいつでも・どこでも、立体的な音場に包まれるような心地よいリスニング感が味わえるし、スマホの力不足の課題が一気に解消される。

 同時に屋外へ出かける時に、USBからアナログイヤフォンジャックへの変換アダプターを忘れたり、なくしたりする不安や煩わしさにもサヨナラできる。USB Type-Cを搭載するスマホをメインに使っている方はぜひ一度はRMCE-USBを試してみるべきだと思う。

SEシリーズがパッケージを刷新
商品構成もよりユーザーフレンドリーに

 今年の春から、シュアの定番ロングセラーモデルのイヤフォン、SEシリーズの商品パッケージが刷新される。コンシューマーモデルはパッケージがカラフルな色合いに切り替わるほか、Android/iOS対応のリモコンとマイクを搭載する「RMCE-UNI」ケーブル、Bluetooth対応のワイヤレスケーブル「RMCE-BT1」を同梱する多彩なパッケージのバリエーションがモデルごとに揃うかたちになる。

SEシリーズのパッケージもカラフルに一新される

 日本国内でもまだまだ人気の、アナログ接続のストレートケーブル同梱モデルについてももちろん販売は継続される。こちらはSE112の“ライトグレー”からSE535のブラックまで、パッケージを並べると美しいグラデーションになる。

エングストローム氏:昨年秋にアップルが発売したiPhone XやiPhone 8シリーズをはじめ、アナログイヤフォンジャックを持たないスマホが続々と発売されています。シュアも作年秋にBluetooth対応のワイヤレスリケーブル「RMCE-BT1」を発売していますが、おかげさまで大変よい評価をいただいています。RMCE-BT1の成功を受けて、私たちも最適なイヤフォンとケーブルの組み合わせを、SEシリーズを購入していただく皆様に選んでもらう方がベターなのではと考えました。特にハイエンドモデルのSE846、SE535はイヤフォンを使い慣れた方々に人気の高いモデルなので、多彩なケーブルをパッケージに同梱したものを用意しています。

RMCE-UNIはリモコン信号をAndroid/iOSで切り替えられる

サリバン氏:パッケージのデザインについては目の覚めるような鮮やかなカラーをアピールしてみました。いま世の中にあるイヤフォンのパッケージは大半が黒や白を中心とするモノトーンのものばかりです。新しくデザインしたパッケージは、SE112からSE846まで並べると鮮やかな緑から青へのグラデーションカラーになっています。北米など一部地域では“プロフェッショナル用”として展開するアナログ接続のストレートケーブルのみを同梱する製品はグレーやブラックの落ち着いた色調のパッケージにしました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事