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栃木県小山市に開設「Smart Factory Conductor LABO」

最新の産業用ロボット×IoTを体感できる展示場開設

2018年04月19日 16時00分更新

 FAプロダクツは4月18日、オフィス エフエイ・コム、ロボコムと共同で、マルチメーカーのロボットシステム×IoTの常設展示場「Smart Factory Conductor LABO」(略称:スマラボ)を、開設すると発表した。場所は栃木県小山市で、開設日は5月16日。

 産業用ロボットを、製造業・物流業で使われる実際のソリューションとして10種類以上展示。「物流」「食品」「自動車/機械」「IoT」の4つのゾーンに分け、実際の工程に即したリアルな展示をする。

 展示はすべてシステムとしてパッケージ化されているため、ユーザー企業は打ち合わせ工数の検討やエンジニアリング費用を最小限で導入可能。「メーカーがPRしたいロボットの展示」ではなく、「現場で必要とされているソリューションの展示」で最新かつ正確な情報を発信するという。

 また、さまざまなメーカー、サイズの最新ロボットを設置。ソリューションを通じ、それぞれの特長を理解しながらシステムインテグレーション技術を習得できる。ロボットだけではなく、目となる画像機器もマルチメーカーで展示。そのほか、ロボットハンド、3Dスキャナーや汎用センサー、人・モノ、データを含めたシステムとしてのつなぎ方も学ぶことができ、最新かつ実践的な制御方式も取得可能としている。

スマラボイメージ

 今後は、各種デモとワークショップをセットにして、最新事例の理解から自社に導入するための討議までを1日で実施するツアーを企画予定。また展示内容も、スマートファクトリー化のスモールスタートを実現する稼働監視パッケージや、クラウドや生産シミュレーションソフトを使ったデータ活用ソリューションの展示など、随時追加を予定している。

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