アスキー読者のみなさん、こんにちは。最近「働き方改革※」という言葉をよく聞くようになりましたが、みなさんのお勤め先ではいかがでしょうか? ASCII編集部でも、残業がなるべくない効率的な業務ができる環境づくりを進めている最中です。出版業界は業務時間が長いという印象があるかもしれませんが、時代に合わせた働き方へと変わりつつあります。
※働き方改革とは、厚生労働省が勧める働き方の見直しのこと。働く人のひとりひとりがより良い将来の展望が持てることを目的とし、具体的には、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導の徹底や、賃金引上げ、環境の整備などを推進する取組。
編集部員ひとりひとりの意識も変化しています。編集部中堅のガチ鈴木(30代)が意識しているのは、いかに集中力を高めて仕事のパフォーマンスを上げるか。そんな中で、どうしても改善できないものがありました。
それは眠気。
ガチ鈴木は、朝から集中して仕事に励んでいると、毎日決まって夕方に眠気が襲ってくるそうです。もうろうとしたまま仕事をしていると、本来だったら短い時間で終わるはずの業務が長くかかってしまうことも。
みなさまは、眠気をどう対処していますか? この記事では「カフェインナップ」という効率的な昼寝の仕方をご紹介します。働き方改革の一環としても役立つかもしれません。
「カフェインナップ」とは……
―――コーヒーを飲んで(カフェインを摂取して)から15分程度の短い昼寝をすること。仕事中の短時間の昼寝で集中力を持続させる試みのことを「パワーナップ」と言います。「カフェインナップ」は、「パワーナップ」+「カフェイン」。
登場人物
■ガチ鈴木
週刊アスキー、ASCII.jpでスタートアップの企業、サービスを応援するコーナー「ASCII STARTUP」の担当編集者。編集記者の業務に加え、最近はイベント運営、媒体営業に飛び回る。できれば、仕事はそこそこに夜は早く帰ってワインを浴びるように飲みたい。
■ナベコ
ASCII.jp内のコーナー「アスキーグルメ」を担当。アスキー読者向けの飲食情報を配信。メインの仕事は食べることと、飲むこと。お酒好きで毎晩の晩酌は欠かせない。分野は違うがガチ鈴木の後輩。
「カフェインナップ」が集中力の持続に良さそう
ガチ鈴木「うーん、どうやったら集中力が続くかな」
グルメ担当 ナベコ「ガチ鈴木さんどうしたんですか? 難しい顔をしていますね」
ガチ鈴木「今マジメに悩んでいるんだ。来月に開催するスタートアップのイベントで新しい取組にチャレンジしたくて、そのためにスケジュールを作ったんだ。集中してこのスケジュール通り進められたいいんだけど、集中力を保つのは意外に難しいんだよなあ」
ナベコ「そういえばガチ鈴木さん、よく夕方ごろに眠そうにしてますよね」
ガチ鈴木「う……、見られていた。昼過ぎごろまでは集中して仕事を進められるんだけど、どうしても夕方ごろに集中力が切れて眠くなっちゃうんだよね」
ナベコ「眠くなる前に寝るのが良いのではないでしょうか? 私はよく寝ていますよ。ご飯食べた後に昼寝すると、気持ちよすぎて1時間近く寝ちゃうんですけど」
ガチ鈴木「1時間も寝るのは完全にサボってるだろ! でも、昼寝は確かパワーナップって言って集中力を持続するためにいいんだよね。とは言っても、一回寝ると眠りが深くなっちゃいそう。長時間寝ちゃったら時間のロスだもんな」
ナベコ「そういえば、試したことないですけれど、コーヒーを飲んだあとに15分程度昼寝するといいらしいですよ。カフェインナップって言うそうです」
ガチ鈴木「コーヒー? カフェインって覚醒作用があるんじゃないの? 眠れなくなっちゃうんじゃないのかな?」
ナベコ「って、思うじゃないですかーー! でも実は、ふつうに昼寝するより効果的な睡眠がとれるそうなんです。昼食後のカフェインナップを社員に推奨している会社もあるそうですよ」
ガチ鈴木「へえ、会社で取り入れているって本格的だね。カフェインって本当に昼寝にいいのかな? その会社に話を聞きに行ってみようよ!」
ナベコ「私も気持ちいい昼寝方法が気になります。行ってみましょう!」
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