4月2日、ソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」を提供するギットハブ・ジャパンは、企業向けサービスの最新版「GitHub Enterprise 2.13」をリリースした。コラボレーション機能の強化、権限管理、カスタムツール開発などの新機能が搭載されている。
GitHub Enterpriseはコンプライアンスを遵守する企業向けのプライベートリポジトリ製品。2.13で新たに追加されたチームディスカッション機能では、IssueやPull Requestなどのコードレビューと直接関係ない会話がダッシュボードから可能になる。また、Commit co-authorは共著者が複数いた場合でも、全員のコミット状況をグラフで把握できるようになるという。さらにビルトイン認証にも対応し、LDAPやSAMLなどを用いているインスタンスに対してGitHubのアカウントを用いた認証が可能になる。
その他、pre-reserveフックの拡張、クラスタリングへのホットパッチ対応、モニタダッシュボードのGrafana統合を実現。ワークフローのカスタマイズが可能になるGitHub Appsもプレビューを終え、2.13に組み込まれている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります