「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。
「Payke」(ペイク)は、バーコード1つで商品が多言語対応する外国人向けアプリ、およびソリューションサービスだ。バーコードを基軸にした膨大なデータベースの構築を目指すPaykeが開発・運営している。
利用シーンは、たとえば化粧品や薬、食品、土産屋など。ユーザーはアプリをダウンロードし、気になる商品のバーコードをスマホで読み取るだけで、商品の詳細情報を母国語で閲覧できる。
アレルギー成分、使い方、テイスト、食べ方など、パッケージに収まらない情報を幅広く表示。口コミを残すことも可能だ。
メーカー側は、Paykeに情報を登録することで、現在のパッケージのまま低コストでインバウンド消費に対応できる。
また小売店向けに、タブレット端末とPaykeの説明ポップなどの設置サービスも提供。スタッフが外国語に対応できない場合でも、画面を見るだけで商品情報を取得可能としている。
さらにPaykeでは、ユーザーの利用状況データを閲覧できる。これまで見ることができなかった訪日外国人が「いつ」「どこで」「何を」みていたのかが分かる。インバウンドの嗜好の先取りはもちろんのこと、自社の商品の閲覧者や海外での閲覧状況の分析に役立てられる。
料金プランは、いずれも月額・税別で「Light」が月額1000円、「Light+」は月額1万円、「Basic」は月額5万円、「Business」は10万円。
タブレット設置サービスも月額料金プランとなっており、「タブレット端末貸出」が3980円、「インストール」は3000円。
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