CAT S41レビュー 2回目
タフネスSIMフリースマホ「CAT S41」のUIや独自機能はとてもシンプルで弄りやすい
2018年04月08日 12時00分更新
「CAT S41」レビューの第2回はソフトウェアをチェックする。外観が質実剛健路であるのにならってか、ソフトウェアについてもほぼリファレンスながら、一部カスタムされている。
OSはAndroid 7.0を搭載しており、ホーム画面はAndroid標準のものとなっている。ホームにある独自アプリは「Share」「App Toolbox」のふたつ。「Share」はCAT S41をモバイルバッテリー替わりにするもので、バッテリー容量5000mAhをフル活用できる。「App Toolsbox」はアウトドアシーンや仕事向けのアプリストアへのリンク。自分がよく行なうアクティビティーからアプリを探せるのが特徴。
独自の設定項目は少なく「プログラム可能なキー」が独立した項目として存在している。これは本体右側面のプログラムキー用のもので短押し、長押しで実行するアクションのほか、起動するアプリを割り当てられる。
また水中モードがあり、これは一時的にタッチ機能をほぼ無効化するというもの。解除は画面を長くスライドさせる必要があるので、誤タッチなどで解除されにくい仕様になっている。
ディスプレーには「手袋モード」のオン・オフがあり、デフォルトではオフ。バッテリー周りでは、高性能モードとバランスモードを選べるほか、バックグラウンドインテリジェントパワーという、とくに説明のない項目もある。恐らく、バックグラウンドで動作するアプリの消費電力を減らすような機能だろう。
高性能モードとバランスモードは、SoCを制御するもので、バランスモードを選んでいるほうがバッテリーライフを長くしやすい。高性能はもちろん、SoCの性能をフルに発揮するものだが、次回のベンチマークで触れるように大きな差は生じにくく、基本はバランスモードでOKだ。
| CAT S41 | |
|---|---|
| 価格 | オープン(税抜約6万5000円) |
| ディスプレー | 5型IPS液晶 |
| 画面解像度 | 1080×1920ドット |
| サイズ | 75×152×12.95mm |
| 重量 | 220g |
| CPU | MediaTek MTK6757 (オクタコア) |
| 内蔵メモリー | 3GB |
| 内蔵ストレージ | 32GB |
| 外部メモリー | microSDHC(最大128GB) |
| OS | Android 7.0 |
| 対応バンド | LTE:1/3/8/9/19/28/41 W-CDMA:1/8/9/19、4バンドGSM |
| 無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:8メガ |
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| 防水/防塵 | ○/○(IP68) |
| SIM形状 | nanoSIM×2 |
| USB端子 | microUSB |
| カラバリ | ブラック |
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