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CAT S41レビュー 1回目

ゴツいは正義! SIMフリースマホ界の巨躯「CAT S41」をレビュー

2018年04月07日 12時00分更新

 SIMフリースマホのトレンドといえば、薄型で価格とスペックのバランスが良いモノ。でも、みんながみんなそういうスマホを求めているワケではない。スマホをよく落とすからタフなモデルが欲しいという人もいるだろう。そんな人にピッタリなのが今回紹介する「CAT S41」だ。つい先日、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンから発売されたSIMフリーモデルで、昨年発売された「S40」の後継機種にあたる。製品名からもわかるようにCAT(キャタピラー)ブランドのラグド系スマホで工事現場がよく似合う。

 オンキヨーのオンラインショップでの価格は6万9984円。

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン「CAT S41」

 CAT S41は5型サイズのスマホだが、堅牢性に重点を置いているため、ボディーは75mm×152mm×12.95mm、重さは約220gと分厚く、そして重い。外観はスタンダードなビジュアルだが、全体的に角張っており、持ちやすさを重点している。側面や背面にはマット調+凹凸のある処理が施されており、手に持ったときに滑りにくくなっている。手袋や濡れた状態でも持ちやすいのである。このあたりからも、現場仕様を感じられる。

本体正面。角張っているがレイアウトはごくごくスタンダード。またハードキーを採用している

本体背面。アウトカメラとLEDライトのみ

本体上部。ヘッドフォン端子とサブマイクがある

本体下部。スピーカーとマイク、microUSB端子がある

左側面にはSIM/microSDXCカードスロットとプログラムキー

右側面には電源ボタンとボリュームボタン

各端子のカバーも十分に遊びがあり、長く使えそうだ

 堅牢性は米国国防省規格MIL-STD-810Gに準拠しており、メーカーによるテストでは、高さ1.8mの高さからコンクリートへの落下試験もクリアしている。壊れないことを保証するわけではないが、日常生活で遭遇しがちな危ういシチュエーションへの耐性は高いため、スマホに安心感を求めるのであれば重要なポイントになるだろう。また、防水・防塵性能はIP68なので、アウトドアや工事現場などで使うことにも適している。

 ディスプレーは5型IPS液晶(1080×1920ドット)。Gorilla Glass 5を採用するほか、濡れた手や手袋を装着したままでの操作にも対応する。この点は次回解説する。

ハードキーも頑丈かつ押下感がよく、手袋越しでも入力がわかりやすい

 本体をよく見てみると、ディスプレー周辺の凸部の低さが気になる人がいるハズ。約1.5mmほどしかなく、小石のある場所に落とした場合に不安が残る。この点は布団にフリーフォールを何度か実行したところ、やや角度がついて落下するばかりで、うっかり落としたくらいであれば、高い確率で側面付近から着地すると思われる。なお、ディスプレーの輝度に関する情報ないようだが、屋外でも視認性を得やすい明るさであり、まさにアウトドアでの使用に最適だ。

  CAT S41
価格 オープン(税抜約6万5000円)
ディスプレー 5型IPS液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 75×152×12.95mm
重量 220g
CPU MediaTek MTK6757
(オクタコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部メモリー microSDHC(最大128GB)
OS Android 7.0
対応バンド LTE:1/3/8/9/19/28/41
W-CDMA:1/8/9/19、4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11n(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:13メガ/イン:8メガ
バッテリー容量 5000mAh
防水/防塵 ○/○(IP68)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 microUSB
カラバリ ブラック

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