パナソニックは4月4日、4Kビデオカメラの新モデルを発表。4Kモデルだけで4機種も投入する。
レンズやセンサーを刷新した上位モデル
5月17日発売予定の「HC-WXF1M/WZXF1M」(予想実売価格 16万円前後)と「HC-WX1M/WZX1M」(同13万円前後)は、同社4Kビデオカメラの上位モデル。HC-WXF1M/WZXF1MはEVF搭載モデルとなる。
どちらもサブカメラを搭載し、ピクチャーインピクチャーの形で2つの撮影風景を記録できる「ワイプ撮り」が可能だ。
新しい「LEICA DICOMAR」レンズを採用し、光学24倍ズームで広角側25mm(35mm判換算)を実現。広い画角の撮影が可能だ。
また、1画素あたりのの面積を約1.7倍とした新しい1/2.5型MOSセンサーを採用。光をより多く取り込めるため、暗いシーンなどで有利となる。総画素数は857万画素で、4K記録時(16:9)は829万画素となる。
機能面では、逆光や階調の少ないシーンなどでコントラストを調整する「インテリジェントコントラスト」を新たに搭載。細部の強調や黒つぶれの防止などが自動で可能だ。
AFは従来からの「4KハイプレシジョンAF」を採用。独自の技術により4Kでも高速かつ高精度なAF動作となっている。
手ブレ補正は5軸。撮影状況を自動で判断して補正機構を最適に動作させる「アダプティブO.I.S」を新たに採用するほか、レンズユニットの可動部分をシャフトからボール型に変更した「ボールO.I.S」を新搭載。従来よりなめらかな手ブレ補正が可能だ。
なお、HC-WXF1M/WZXF1Mはフォーカス合わせやズーム、アイリス調整などが可能な新しいマニュアルリングを搭載。マニュアル時はホワイトバランスやAF切り替えなどができ、より細かい調整を直感的にできる。
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