インテグリティ・ヘルスケアは3月29日、オンライン診療システム「YaDoc」(ヤードック)において、日本医師会ORCA 管理機構提供の「日医標準レセプトソフト クラウド版」(クラウド版ORCA)とシステム連携するとともに、医療機関への普及に向けた包括的な取り組みを開始すると発表した。
YaDocは、「モニタリング」「オンライン問診」「オンライン診察」の3つの機能で、通常の診療ではとらえにくかった情報を集積。通院困難な患者の対面診療の補完や、かかりつけ医の機能強化・診療の質向上を図るシステムだ。
今回のシステム連携で、新たにクラウド版ORCAを導入する医療機関は、より簡易的な手続きでYaDocを利用し、オンライン診療を臨床で活用できる。
また、通常YaDocの患者情報登録は手動だが、クラウド版ORCAとの連携によりリアルタイムかつ自動で患者情報などを取り込み可能となる。
両社は、4月に保険適用となるオンライン診療の拡大を見据え、医療機関のさらなるICT化を目指すという。
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