中高生のおよそ6割は、家族と一緒にいるときでもスマートフォンを操作する。そして、その半分以上はそのまま家族と会話する……。そんな調査結果が発表されています。
テスティーとMMD研究所は26日、「2018年中高生のデバイス利用実態調査」を発表。12歳〜18歳の男女(中高生)1104人を対象に2018年2月1日〜2月10日の期間で調査したものです。
スマートフォンを所有する12歳〜18歳の男女に、自宅にいるときにスマートフォンを操作するシーンを聞いたところ、「自分の部屋で1人の時」が85.8%ともっとも多く、ついで「家族と一緒にいる時」が63.0%、「テレビを見ながら」が46.5%となっています。
では、「家族と一緒にいる時」にスマートフォンを操作すると回答した中高生(n=695)を対象に、スマートフォンを操作する際の家族との会話について聞いたところ、「画面を見て操作しながら、会話もする(操作がメイン)」が58.6%ともっとも多く、次いで「各々が好きに過ごしているので、会話はない」が26.9%、「スマートフォンで見た情報を元に、会話をする(会話がメイン)」が14.5%。
また、スマートフォンで保護者と連絡を取る際の手段では、「LINE(トーク)」が84.6%と飛び抜けて多く、次いで「LINE(電話)」が57.3%、「スマートフォンの電話機能(080、090)」が40.6%。中高生のコミュニケーションは、LINEでのやりとりが主流になっていることがうかがえます。
ちなみに自宅にある端末について聞いた(複数回答可)ところ、「固定電話」が74.1%ともっとも多く、次いで「PC(ノート)」が57.1%、「PC(デスクトップ)」が43.2%。「固定電話」が自宅にないと回答した中高生(n=286)を対象に、固定電話の利用経験を聞いたところ、23.8%が「使ったことがない」と回答しています。
訂正とお詫び:掲載当初、「中高生の4人に1人近くは、固定電話を使ったことがない」としましたが、誤りでした。訂正し、お詫びいたします。(4月6日 14:00)
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