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さくら、Dockerコンテナを利用した「Arukas」正式リリース

2018年03月26日 17時20分更新

 さくらインターネットは3月26日、新たなホスティングサービス「Arukas(アルカス)」を提供開始した。Dockerが開発したコンテナ型仮想化技術「Docker」を利用している。

 Dockerは、2013年に公開したオープンソースのコンテナ型の仮想化ソフトウェア。これまでの仮想化技術に比べてオーバーヘッドの大幅な削減に成功し、サーバーリソースを効率的に利用できる。さまざまなOSに対応し、開発環境の整えやすいなど使い勝手のよさから、世界中の開発者に広く利用されているとのこと。

 現在は、レポジトリ「Docker Hub」で一般的なソフトウェアを初期設定したコンテナイメージを、Dockerを利用する開発者に無料で公開中。設定の手間を省き、開発者はアプリケーションの開発のみに専念できる。

 Arukasは、Docker Hubで共有されているコンテナイメージを利用し、簡単にコンテナインスタンスを作成・起動できる。直感的に操作できるシンプルなコントロールパネルで、複数台のコンテナインスタンスの管理も容易にできる。また、サービス規模の拡張に合わせてすぐにリソースを増減でき、個人・法人問わずあらゆる規模で利用可能。プランは「Free/Hobby/Standard×1/Standard×2」の4種類を用意する。それぞれ詳細は以下のとおり。

コントロールパネルイメージ

 Freeは0.1vCPUで、メモリーは128MB。月額基本料金はなしで、利用料金は0円。

 Hobbyは0.1vCPUで、メモリーは512MB。月額基本料金は50円で、利用料金は1時間で約0.74円、1ヵ月で約540円。

 Standard×1は0.5vCPUで、メモリーは512MB。月額基本料金は50円。利用料金は1時間で約1.48円、1ヵ月で約1080円。

 Standard×2は0.5vCPUで、メモリーは1024MB。月額基本料金は50円。利用料金は1時間で約2.96円、1ヵ月で約2160円。

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