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半数以上の人がAIやロボットによる利便性を感じていない

およそ6割が、スマートスピーカー利用による「個人情報漏洩」に危機感

2018年03月22日 15時30分更新

スマートスピーカー(AIスピーカー)に対する危惧

 ジャストシステムは3月22日、「人工知能(AI)&ロボット 月次定点調査(2018年2月度)」の結果を発表した。およそ6割の人がスマートスピーカー(AIスピーカー)による個人情報漏洩に危機感を持っているという。

 マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した調査で、15~69歳の男女1100名を対象としたもの。調査結果では、スマートスピーカーに関して認知している人の58.4%が個人情報の漏洩を危惧しており、クレジットカードなどの購入情報漏洩による金銭的被害のほか、外部からのハッキングによる家電の不正操作にも危機意識を持っているという(「危機感を持っている」と「やや危機感を持っている」の合計)。

 また、学業や仕事においてAIやロボットによる利便性は感じているかとの問いには9.3%が「向上したと感じている」、20.8%が「やや向上したと感じている」、52.9%が「特になにも変わっていない」と答えている。今後、AIやロボットの普及においては利便性のアピールが重要になりそうだ。

 集計データとしてまとめた全81ページの調査結果レポートは、Marketing Research Campの自主調査レポートページから無料でダウンロードできる。

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