週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

お父さんのためのバズった飯講座

今さら聞けない「チーズタッカルビ」ってなに?

2018年03月15日 18時00分更新

文● ナベコ 撮影●高橋智

チーズタッカルビとはズバリ!

 チーズタッカルビとは、韓国料理の「タッカルビ」にチーズを加えてアレンジした料理。火付け役は東京・新大久保にある韓国料理店「市場(シジャン)タッカルビ」と言われています。チーズタッカルビは韓国にはなく、日本の韓国料理店が独自に開発したようです。

※市場タッカルビ公式サイトから

 タッカルビというのは、鶏肉のぶつ切りと野菜を甘辛いタレで炒めた料理。「タッ」は鶏肉で「カルビ」はあばら骨のこと。「骨のまわりの肉を食べる鶏料理」という意味があるとか。

※市場タッカルビ公式サイトから

 本場のタッカルビは韓国料理ですのでなかなか辛いらしいのですが……。チーズを加えることでまろやかになって食べやすくなります。チーズ好きな女性は多いですし、辛さが緩和されることから日本で人気が出たのでしょうね。

チーズの海がインスタ映え

 熱々の鍋で火にかけるためチーズはトロトロした柔らかい状態に。チーズの海のような様子が写真投稿SNS「Instagram」で「いいね」が付きやすい、いわゆる「インスタ映え」するため、Instagramでも人気が出てバズったと言われています。

写真素材サイト「写真AC」から

 もともと韓国のアイドルグループが若い女性に人気で(私、個人的には線が細いタイプよりがっしりしたタイプの男性が好みです)、その流れから韓国のフードがInstagramで受けるという下地がありました。インスタ映え写真を撮るために新大久保のコリアンタウンにご飯に食べに行くという話はよく聞きます。

「Instagram」から

 そんなInstagram文化も後押しして、チーズタッカルビは数年前から徐々に話題に。昨年に人気が爆発したという様相です。

あの「和民」でチーズタッカルビ

 はじめに書いたように、チーズタッカルビブームは現在も継続しているようです。食べたことないという人は話題に乗るためにも一度試してみてはいかがでしょう。

 松屋やデニーズのチーズタッカルビはいったん終わっており、今ですとおなじみの居酒屋チェーン「和民」「座・和民」や焼鳥チェーンの「すみれ」でチーズタッカルビ宴会コースをやっています。

 和民、座・和民では、チーズタッカルビ発祥の店「市場(シジャン)」とコラボレーションして「市場タッカルビ 春のスペシャルコース」を3月8日から4月25日までの期間限定で提供中。3500円で飲み放題付き、3時間コースなので一般的な飲み会で考えてもかなりリーズナブル。

「和民」「座・和民」のチーズタッカルビのコースが4月25日まで。

これで3500円。

 記者は和民にしばらく行ってなかったので知らなかったのですが、和民の宴会コースってベースが3時間なのですね。宴会って2時間が多いですが、大きなチェーンだからか時間にゆとりがあるのはうれしいです。

 ……ちなみに新大久保にいくとチーズタッカルビの専門店があれこれあるそうなのですが、行列がでるので並ぶのを覚悟で行かないといけないそう。また、女性にとても人気なので、男性だけではちょっと足を踏み入れにくいかもしれません。まずは雰囲気を味わうためにチェーン店は無難です。

焼き鳥チェーン「すみれ」でもチーズタッカルビが。コースで4000円。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事