週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

格安SIMサービスの利用動向調査

格安SIMメイン利用シェアが13.9%に増加

2018年03月12日 16時10分更新

 MMDLaboは3月12日、MMD研究所が15歳~69歳の男女4万4541人を対象に2月16日~2月22日の期間で「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」を実施したと発表。

メインで利用している通信サービス

 メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者を聞いたところ、「docomo(32.5%)」「au(28.0%)」「SoftBank(22.1%)」と大手3キャリアを合わせると82.6%となり、2017年3月の同様の調査と比較すると85.7%から3.1ポイント減に。「Y!mobile」の割合は3.8%、「MVNO」が10.1%となり、キャリアサブブランドのY!mobileとMVNOを合わせると13.9%に。これを前回調査(2017年3月)と比較すると3.1ポイント増えている結果になったという。

格安SIM サービスの認知~利用状況

 格安SIMについて考えに近いものを聞いたところ、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が30.5%で最多となり、続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が23.2%、「現在も利用している」が15.1%になったとのこと。

メインで利用している格安SIMサービス

 格安SIMを利用していると回答した人を対象に、メインで利用しているサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で22.2%、次いで「mineo」が14.3%、「OCN モバイル ONE」が9.7%と続いた。

格安SIMのサービスの契約プラン

 格安SIMサービス利用者を対象に、メインで利用しているサービスの契約プランを聞いたところ、音声通話+データプランを利用しているとの回答が65.3%、データ通信プランを利用しているとの回答は34.7%に。2017年3月の調査と比較すると音声通話プランの利用は8.8ポイント増えたという。

契約別 メインで使用している格安SIMサービス

 契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者が利用しているサービスは、楽天モバイルが最も高く27.3%、次いでmineoが16.8%、「UQ mobile」が10.5%に。一方、データ通信プラン契約者が利用している格安SIMサービスは、OCN モバイル ONEが最も高く14.9%、楽天モバイルが12.8%、mineoが9.4%と続いた。

メインで利用している格安SIMの利用デバイス

 格安SIMサービスを利用している人を対象に、メインで利用している格安SIMを挿しているデバイスを聞いたところ、「スマートフォン(Android)」が54.5%で最も高く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が32.8%「モバイルルーター」が4.8%に。また、iPhoneに関しては、2017年3月調査より7.9ポイント増加したとのこと。

デバイス別 メインで利用している格安SIMサービス

 格安SIMを挿しているデバイス別に利用している格安SIMサービスを見てみると、スマートフォンのAndroid利用者は、楽天モバイル、mineo、OCN モバイル ONEの順に。iPhone利用者はmineo、楽天モバイル、UQ mobileの順になったという。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります