KADOKAWAは3月10日、小説のアニメ化やテレビアニメの放送日発表などさまざまな企画の実施を発表した。
「電撃25周年記念 ゲームの電撃 感謝祭2018 featuring 電撃文庫」のイベントで発表し、1993年に創刊したエンターテインメント・ノベル レーベル「電撃文庫」が今年25周年を迎えることを記念したもの。企画は2018年4月から2019年3月までの1年間を通して実施する。
電撃文庫は創刊以来、ファンタジーやSF、ミステリー、ホラー、ラブコメなど、様々なジャンルの作品を刊行。「ソードアート・オンライン」や「とある魔術の禁書目録(インデックス)」などの人気シリーズを生み出している。
電撃文庫ファンに向けた雑誌「電撃文庫MAGAZINE」も、2008年の創刊から10周年を迎え、4月からの電子配信も決定。
イベントでは、第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞したライトノベル「ブギーポップは笑わない」のテレビアニメ制作決定が発表。
また「さくら荘のペットな彼女」コンビが描く、思春期ファンタジー「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のアニメが10月から放送開始する。
吸血鬼を題材にしたライトノベル「ストライク・ザ・ブラッド」のOVA第3期シリーズの制作も決定。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の著者、伏見つかさ氏をシナリオ担当に起用した、電撃文庫とniconicoのオリジナルゲームタイトル「エンゲージプリンセス」の開発も明らかになった。
世界累計発行2000万部のライトノベル、ソードアート・オンラインのスピンオフ作品「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のテレビアニメ放送日も発表した。
そのほか、同社が運営する小説投稿サイト「カクヨム」に電撃文庫作品が登場。人気作品の番外編や名作のリバイバル連載のほか、電撃文庫主催のコンテストの実施も予定。
8月から10月まで、毎年恒例夏の電撃文庫超感謝フェアも実施。期間中は25周年にちなんださまざまなプレゼントキャンペーンや企画の実施を予定。また年間を通じてミニフェアも実施し、季節に合わせたフェアを展開するという。
電撃文庫MAGAZINEでは、2号にわたり人気タイトル書き下ろし小説10作品掲載や、電撃文庫アニメ作品のBlu-rayDiscBox発売、ソードアート・オンラインの「アスナ」のスペシャルフィギュアや、ドラムメーカー「カノウプス」とのコラボによるスペシャルドラムセットといった電撃文庫25周年記念商品の販売など、多数実施する。
なお3月10日開催された電撃25周年記念 ゲームの電撃 感謝祭2018 featuring 電撃文庫の来場者数は4万168人に達し、ニコニコ生放送やYouTube Liveなどのネット来場者数は122万8346人となった。
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