Raspberry PiをレトロPC向けの“SCSIデバイス”にしてしまう、変換基板「RaSCSI GAMERnium版 Ver.2」が家電のケンちゃんに入荷している。
昨年の夏頃に発売されて話題になった、SCSIデバイスエミュレーター「RaSCSI」に対応する同人ハードウェア「RaSCSI GAMERnium版」の新モデル。RaspberryPiを“SCSIデバイス化”してレトロPCで使おうというアイテムで、バージョンアップにより新機能が追加されている。
新モデルの目玉は、RaSCSIの「イニシエータモード」に対応した点で、Raspberry Pi側からSCSIデバイスのダンプが可能になった。また、内部接続用のヘッダピンを取り付けるパターンも追加されている。
ハードディスクイメージ、MOイメージ、CD-ROMのISOイメージに対応する点は同様。RaSCSIソフトウェアを使用することで、レトロPCの仮想ドライブとして認識させることができる。なお、SCSIデバイスの相性問題については保証対象外だ。
ハーフピッチD-Subとアンフェノールハーフピッチのコネクター違いで2モデルをラインナップ。いずれも家電のケンちゃんにて1万2800円で販売中だ。
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