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「RT-AC86U」と「RT-AC68U」でメッシュネットワークを構築

自宅Wi-Fiの不安をゼロに! ASUSルーターで始める“AiMesh”のススメ

2018年03月05日 17時00分更新

 AiMeshに対応した製品は、今回使ってみた2製品のほかに、最強スペックの「ROG Rapture GT-AC5300」と上位モデルの「RT-AC88U」を加えた計4製品。各製品の特徴を紹介しよう。

RT-AC86U

↑ゲーミングモデルで採用されている赤色のアクセントが目を引くボディー

 今回メインルーターとした「RT-AC86U」は、「RT-AC68U」と同様の縦型ボディーで、外付けアンテナは3本、内蔵アンテナを1本備える。2.4GHz帯は3×3、5GHz帯は4×4アンテナで、5GHz帯の11acでは最大速度2167Mbps(理論値)、2.4GHz帯の11nでは750Mbps(どちらもNitroQAM)。CPUにBroadcom 4906(1.8GHz、デュアルコア)を採用し、512MBのメモリーを搭載するため、複数のデバイスが同時接続しても、処理がもたつかないパワフルさが特徴。メインルーターとしては申し分のない性能だ。

↑外付けアンテナは3本だが、もう1本のアンテナを本体に内蔵している。アンテナは角度調整が可能だ

↑ブーストモードは初期設定ではオフになっている

 ゲーミング用ルーターとしての機能も備えており、通信優先度を指定する「Adaptive QoS」機能や、おなじみの「WTFast」機能を搭載。パフォーマンスを極力落とさない工夫がなされている。

 未だ対応機器は少ないが、MU-MIMOにも対応し、対応デバイスなら複数台が接続しても同時に通信が行なえる。また、電波強度を高める「RangeBoost」機能も搭載。より広い範囲での通信を可能にしているという。

↑家族を登録しデバイスを割り当てて、アクセス制限を掛けられる

↑どんなコンテンツにアクセスさせないかを選択可能

↑利用時間帯の指定もできる

 さらに、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を試用したセキュリティー機能「AiProtection」を搭載。外部からの攻撃やウイルスなどをブロック。ウイルスに感染したデバイスの検出も可能で、その際は外部へ送るデータをブロックすることで、情報漏えいも防げる。また、家族を登録して利用制限を設けるサイトブロック機能も用意されている。

↑LANポートは4つ。USBにはHDDなどを接続して簡易NASとして利用できる

 LANポートは4つ備わっていて、USB2.0が1つ、USB3.1(Gen 1)が1つあるので、プリンターをつなげてプリンターサーバーとして利用したり、外付けHDDを接続すればファイル共有機能なども利用できる。実売価格は2万2000円前後。

ROG Rapture GT-AC5300

↑アンテナ8本がそそり立つ、かなりゴツい見た目の「ROG Rapture GT-AC5300」。実売価格4万5000円前後

 トライバンドに対応したゲーミングルーターとして、11acの最大速度理論値が2167Mbps、2.4GHz帯の11nで1000Mbps(どちらもNitroQAM)。本体から伸びる外付けアンテナは全部で8本あり、2.4GHzと5GHzの2つのバンドそれぞれ4×4アンテナを採用。CPUはBroadcom 4908(1.8GHz、クアッドコア)を搭載し、メモリーは1GB。各種設定や詳細情報は、ゲーミングでおなじみのROGインターフェースを採用し、グラフィカルでわかりやすいUIとなっている。

 8基のギガビットLANポートを搭載し、2基のLANポートを1つにまとめて2Gbpsにするリンクアグリゲーションにも対応。USB3.0ポートは2つあり、こちらもプリンターや外付けHDDの接続が可能だ。トレンドマイクロのセキュリティー技術を採用した「Game IPS」や、最短経路で通信する「WTFast」など、最高レベルのゲーミング環境を提供するハイエンドルーターといえる。実売価格は4万5000円前後。

RT-AC88U

↑5GHzも2.4GHzも4×4アンテナの「RT-AC88U」。実売価格2万6000円前後

 「RT-AC86U」と同じデュアルバンドゲーミングルーター。外付けアンテナを4本搭載し、2.4GHz帯、5GHz帯どちらも4×4アンテナを採用。11acの最大速度理論値は2167Mbps、2.4GHz帯の11nで1000Mbps(どちらもNitroQAM)。通信速度はGT-AC5300とスペック上は同じだが、CPUがBroadcom BCM4709C0(1.4GHz、デュアルコア)、メモリーは512MBと若干性能が抑えられている。とはいえ、ギガビットLANポートを8基備え、2つをまとめて通信するリンクアグリケーションにも対応。トレンドマイクロのセキュリティーや「WTfast」にも対応しており、メインルーターとして導入するといいだろう。実売価格は2万6000円前後。

↑LANポートが8基と余裕の仕様。リンクアグリゲーションにも対応

RT-AC68U

↑11acルーターのレジェンド「RT-AC68U」。最新技術は搭載されていないが、十分速いのでノードとして利用するのはあり

 2014年に登場した、当時は高速ルーターと騒がれたデュアルバンドルーター。後継機の「RT-AC86U」と外観は似ているが、アンテナは外付け3本のみで、11acの最大速度理論値は1300Mbps、11nが600Mbps。CPUはCortex-A9(800MHz、デュアルコア)を採用しメモリーは256MB。通信優先度を高める「Adaptive QoS」やトレンドマイクロの技術を使ったセキュリティー機能は搭載するが、「MU-MIMO」や「WTfast」には対応していない。当時購入して使っていた人は、新規に上位モデルを購入し、この製品をノードとして使うのがオススメだ。

↑背面は「RT-AC86U」とほぼ変わらない

家じゅう充実したネットワークを使いたいなら超オススメ!

 以上が、現時点でファームウェアのアップデートでAiMeshに対応した製品だ。今回は昨年11月に発売された「RT-AC86U」をメインルーターとして紹介したが、さらなる充実した環境を目指すなら、最上位モデルの「ROG Rapture GT-AC5300」をメインルーターとして備え付けたいところ。というのも、AiMesh対応ルーターのなかで唯一トリプルバンドに対応していて、ノードとの通信とデバイスとの通信で、同時に5GHz帯を利用できるからだ。ただし価格を考えると、「RT-AC86U」が実売価格2万2000円前後で、上位モデルよりは安く、機能的にも十分揃っている。ルーターを複数利用してAiMeshのシステムを組み、家中どこでも快適なネット環境を構築しよう。



提供:ASUS

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 ASUSアカウントにログインしてアンケートに回答することで、ゲーミングルーターが当たるチャンス!

応募期間
 2018年2/26(月)~2018年3/18(日)23:59まで
応募方法
 1.ASUS公式サイトで「ASUSアカウント」を作成/ログインする
 2.ASUSルーターを登録し(持っていない場合はスキップ)、アカウント情報をチェック
 3.アンケートに回答、提出
賞品
ASUSルーター登録者:「ROG Rapture GT-AC5300」合計5名様
ASUSルーター未登録者:「RT-AC68U」×2台 合計5名様

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