タッチ対応&超狭額縁でカメラがキーボードから出るノートPC、ファーウェイ「MateBook X Pro」がスゴい
ファーウェイは25日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2018」に先がけて発表会を行ない、同社のノートPCのニューモデル「MateBook X Pro」、そしてタブレットの「MediaPad M5」を公開した。
発表会には同社CEOのリチャード・ユー氏が登壇し製品をプレゼンテーション。MateBook X Proは編集者やデザイナーなどに愛用されたという「MateBook X」の後継モデル。クラムシェルタイプのWindows 10搭載機で画面占有率91%を誇る狭額縁ディスプレーと、ファンクションキーから飛び出すインカメラなどをアピールした。ディスプレーは画面の縦横比が3:2で、解像度は3000×2000ドット、画素密度は260ppi、コントラスト比は1500:1、タッチパネル搭載と、とくにディスプレーには力を入れたとのこと。
ボディーはMateBook Proより0.3mm薄く、多さは1.33kgと持ち歩くには十分。サンドブラスト加工のボディーはマットで落ち着いたイメージを受ける。
仕事に使えることはもちろんだが、エンターテインメント機能も充実しており、スピーカーを4基搭載し、ドルビーアトモスに対応しているため、映画館のような臨場感で動画コンテンツやゲームなどを堪能できる。バッテリーは12~15時間持つというから、映画を複数本観ても安心だ。
そのほか、指紋認証を兼ねるワンタッチパワーボタン、キーボードにバックライト、Thunderbolt 3ポート、急速充電は6時間でフルになるなど、ノートPCとしてのポテンシャルは非常に高い。
MateBook X Proの発売は2018年の第2四半期。発表会ではローンチ国に日本は入っていなかった。販売価格はグローバルで1499~1899ユーロ。
LTEもペンも対応!
エンタメ系タブレット「HUAWEI MediaPad M5」
今年のMWCではスマホのニューモデルを発表しなかったが、Androidタブレットの新製品が公開された。MediaPadシリーズの「HUAWEI MediaPad M5」である。
ラインナップは8.4型と10.8型が用意され、どちらも解像度は1600×2560ドット、画素密度は10.8型が280ppi、8.4型が359ppiといずれもライバル機のiPad Proを上回る。
デザインは前面に2.5Dガラスを採用し、頑丈で持ちやすいユニボディーで全体を包む。画面占有率は8.4型モデルで82%に到達している。
また、筆圧感知ペン「Mペン」を使える上位モデル「HUAWEI MediaPad M5 Pro」も同時に発表された。
MediaPad M5シリーズは3月リリース予定で、こちらもローンチ国に日本は入っておらず。価格はグローバルで349~549ユーロ。
MateBook X Pro、MediPad M5ともに日本での発売は明言されなかったが、日本上陸を楽しみに待ちたい。
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