DisplayPortの常時接続を維持、電源がオフになるとデバイス認識が外れてしまう仕様を解決する「DPHPDMA F/UART - DisplayPort HPD Mod Adapter」が登場。家電のケンちゃんにて販売中だ。
省電力モードなどでディスプレーの電源がオフになった際、デバイス認識が外れてマルチディスプレーの設定がリセットされてしまうという、DisplayPort特有の厄介な仕様を解決するアダプター。昨年10月に発売された「DPHPDMA」のバリエーションモデルで、新たに中継アダプタータイプが登場した。
ちなみにこの問題は、ディスプレーがPCに接続されていることを確認するホットプラグ検出信号に由来。標準仕様のDisplayPortではディスプレー電源がオフになると同時に信号が停止、デバイスが切断されてしまうところ、このアダプターでホットプラグ状態を維持。常時アクティブな状態に見せかけることができる。
新モデルでは、中継アダプター形状になったことで、シビアだったビデオカード側とのクリアランスが改善。通常のケーブルを使用することで、容易に接続できる。また、モード切り替えスイッチで信号再送信方式の切り替えが簡単にできるほか、ソフトウェアからのコントロールが可能なシリアル(UART)接続モードが改造不要で使用できるようになった。
家電のケンちゃんにて6980円で販売中。なお、初回入荷は少量のため、興味のある人は早めに店頭をチェックしておこう。
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