4K・8K放送用チューナーにB-CASカードは不要になる?
4K・8K放送のための受信用チューナーはまだ発売されておらず、どのような商品形態になるのか具体的なところは不明だ。
最低限わかっていることは、4K・8K放送用のチューナーを持ち、受信した放送信号をHDMIで出力する機能を持つということだけ。
著作権保護のための技術は従来のB-CASカードのようなICカードではなく、機器にICチップの形で実装される「ACAS」というものになることが決定している。
ただし、このICチップの出荷は今年の秋頃の予定で、機器の基板にICチップを実装するのは今年発売予定の製品では間に合わない可能性があるので、暫定的にICカード方式が併用されることも検討されているようだ。
単体のチューナーを買うかBDレコを買うか
地デジ用チューナーなどの単体チューナーがUSB HDDなどを増設して録画も行なえるようになっている現状を考えると、4K・8K放送用チューナーも録画機能を持つ可能性は高い。
安価な単機能タイプから録画可能なものまで、いくつかのタイプが登場することになるだろう。
同様に、4K・8K放送用チューナーを内蔵したBDレコーダーも登場するものと思われる。BDへの録画規格も決まったことだし、BDへの保存を考える人ならば単体チューナーよりもBDレコーダーの方が便利だろう。
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